すべての苦しみのもとは、「生きていきたい」「ほしい」という心のはたらきです。
仏教では、「ほしい、ほしい」と思うのは真実がわかっていないからだといっています。
無明から渇愛が生まれるのです。
無明と渇愛がうまく絡み合って、無始なる過去から終わりなく苦しみをつくり出しています。
そこから脱出しましょう、客観的に自分を観ることによって、無明と渇愛を消していきましょう、
というのがお釈迦さまの教えなのです。