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第4章: 時間プーリングの実装と疑似コード

ry 時間プーリング関数53の最初の実装の疑似コード ry
ry 入力は空間プーリング関数で計算した activeColumns(t) である。
このコードは時刻 t における各セルのアクティブ状態及び予測状態を計算する。
アクティブ状態と予測状態の論理和が ry 出力 ry 、次のレベルの入力 ry

疑似コードは3つのフェーズ ry 順に実行 ry

ry 1: 各セルについてアクティブ状態 activeState(t) を計算する。
ry 2: 各セルについて予測状態 predictiveState(t) を計算する。
ry 3: シナプスを更新する。

ry 3 は学習するときにだけ必要 ry しかし ry 空間プーリングのときとは異なり、
学習が有効のときはフェーズ 1 と 2 も学習特有の操作をいくつか含んでいる。
時間プーリングは空間プーリングよりかなり複雑であるため、
先ずは時間プーリングの推論だけのバージョン ry 次に推論と学習を含む ry
。補助関数は疑似コードの後に、本章の最後に示す。

ry : 推論だけのバージョン

フェーズ 1
ry 各セルのアクティブ状態を計算する。勝者となった各カラムについて ry
。フィード・フォワード入力がいずれかのセルによって予測された
(即ち、前回の時刻ステップで順序セグメントによって predictiveState が 1 になった)
とき、それらのセルをアクティブにする(4-9 行目)。
フィード・フォワード入力が予測されなかった(どのセルも predictiveState がオンに
ならなかった)とき、そのカラムのすべてのセルをアクティブにする(11-13 行目)。

53 temporal pooler function