これ、つい一年前まではこんなこと思ってなかった筈なんだよね。

知性こそが人間の最大の武器であり、人間とそれ以外を区分する指標であり、
人間だけが持つ、人間だけに許された専売特許。

その知性に対する認識が、いつの間にか
「限定された問題なら機械の方が人より賢くて当たり前」
という、一歩二歩どころか十歩くらい下がってへりくだるような
遠慮がちな感覚に変わってしまっている。

おいおい、いつの間にコペルニクス的転回が起こったんだ?
あれだけ騒がれていた人類に残された唯一のプライドが、人を支える絶対の価値観が、
何故さしたる騒ぎもないままに全面的に書き換わってしまったんだ?

逆に人間がこんなに簡単に知性に対するプライドを捨てられるなら、BIだろうが
なんだろうが余裕で導入できそうな気さえするぞ?