>>139つづき

逆に言えば、
国家も企業も家計も、

社会全体として、
無借金状態で、通貨自体がプラスで存在しているなら、

物の価値がゼロに近づく=通貨の価値が無限大に近づくと言う方向性でも、

経済の問題は解決する。

ただ、前提として、
現状、国家も企業も家計も、
銀行に対して膨大な借金を抱えてしまっているので、

通貨の価値が無限大に近づく=物の価値がゼロに近づく、というのは、

銀行にとってのメリットであって、
国家、企業、家計にとっては、

借金の返済が大変になっていくデメリットになる。

要は、物の価値がゼロに近づけば近づくほど
経済の状況は悪化を続けて、
その内、破綻するって事になる。

プレシンギュラリティで、
いくら生産性を向上させた所で、

この社会システムの問題を一切改善しないどころか、
悪化をさせてしまう事になる。