日経サイエンス-思考をつかさどる陰の立役者 グリア細胞
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0407/glia.html

グリア細胞-脳科学辞典
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/グリア細胞

「神経細胞(ニューロン)が緻密な脳のネットワークを作って,記憶や学習という脳の中心的な役割を果たしているのに対し,グリア細胞はこれらを補佐する脇役と考えられてきた。」
「しかし,最近の研究から,グリア細胞の別の姿が見えてきた。グリア細胞はニューロンが置かれた状況をモニターしながら,グリア同士で情報をやりとりし,
ニューロンのシナプス形成をコントロールしているらしい。記憶や学習という脳の高次機能は,実はグリア細胞によって支えられている可能性が高い。」
「グリア細胞は数の上ではニューロンをはるかに上回り」
「ニューロンが電気信号を使って情報を伝えるのに対し,グリア同士の情報のやりとりにはアデノシン三リン酸(ATP)や神経伝達物質が利用されている。
興味深いことに,著者らの研究によると,同じ化学物質を利用して中枢神経と末梢神経で異なるメッセージを送ることができるらしい」
「今後の成果によっては,ニューロン中心だったこれまでの脳のモデルが劇的に変わるかもしれない。」
脳シュミレーションをするにあたってグリア細胞は情報処理とどれくらい関与するのだろうか?
今わかっている段階ではグリア細胞はマクロファージと同じはたらきをし、出自も同じらしい
つまり損傷したニューロンを食べてお掃除してくれるメンテナンス役の細胞