宅配大手は処理量の増大に対応するため物流センターの仕訳作業を
(人力では限界がきているため)無人化しつつあるのだが、
次に来るのはハブセンター間の輸送の省力化。
まずはコンボイ走行の実現。他国で実証実験がすでに始まっている。
例えば現在1万人で1万台の大型トラックがハブ間を動いているとしよう。
これが5台コンボイ走行を実施することで2千人で同じ量を処理することが可能になる。
そして余った8千人を地域センターに配転し末端の処理能力を強化する。
会社全体としては個数あたりの人件費を削減できるわけだ。
人を増やさず処理能力を向上させる取り組みの一環として、
自動運転車はすでに視野に入っているわけ。
これはまだ会社単位だけど、相互相乗りのシステムが出来上がると
JR貨物並みに数十台つながったコンボイが走るようになってすごいことになる。
こうなるとハブ間輸送専門の会社が生まれてそこに輸送をゆだねるようになるのではないかな。
運輸業全体としても人件費の割合は減ってくるはずだ。