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【ナゾロジー】大地震の数時間前に予測する方法を発見!地震予測技術に革命 [すらいむ★]
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大地震の前に前兆と呼べる現象が起きていたのは事実ですが、ある大地震の前兆が他の大地震の前兆にもなるとは限らなかったのです。...

ですが近年の室内実験や地震シミュレーションによって、大地震の前には震源地となるプレートや断層に、極めてゆっくりとした滑りが共通して起こることがわかってきました。

そこで今回コート・ダジュール大学の研究者たちは、マグニチュード7以上の90件の大地震にターゲットを絞り込み、震源地近くでGPSを備えた観測所3000カ所の位置情報を分析しました。

すると驚くべきことに、地震が発生する直前の2時間の間に水平方向のゆっくりとした滑りが指数関数的に増加していたことが発見されました。

また観測された滑りの方向は、震源地となった断層の滑った方向と一致していました。...

しかし研究者たちは確証を得るため、GPSに記録された10万個の地震に由来しないランダムな位置変化イベントを分析し、同様の変化が偶然起こる確率がわずか0.03%であることを突き止めました。

この結果は、大地震の起こる2時間前には共通して、震源地で水平方向のゆっくりとした滑りが起こることを意味しており、地震の前兆として利用できることを示しています。

研究者たちも「今回の発見によって大地震は事前に予測可能であることが判った」と結論しています。...

0.1mmの動きを検知する超高感度GPSセンサーが必要になる
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現在のGPSの精度はスマートホンで3mで、専門の測量用機械でも2cmほどとなっており、単独で数ミリの揺れを検知することはできません。...

そのため未来の大地震を予測するには、現在のGPS精度を上回るセンサーを震源地の上に設置する必要があります。

最低でも「1mm」の動き、理想を言えば「0.1mm」の動きを測定できるGPSセンサーがあれば、前兆を検知することができるでしょう。...