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【地震学】プレート境界付近の水圧が地震後もほとんど減少しないことを発見 産総研など  [すらいむ★]
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1598858371/

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プレート境界付近に存在する水は地震後も高い圧力を保持
−水は南海トラフ巨大地震と深く関係−
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2020/pr20200803/pr20200803.html
本研究により延岡衝上断層周辺で見積もられた地震後の水圧は、現在の南海トラフのプレート境界付近(深さ8 km程度)における
水圧の状態とほぼ同じであった。このことは、プレートの境界付近(深さ8 km程度)に蓄積している水圧は、
南海トラフで生じた直近の大地震(1946年南海地震)の発生以後、現在までの間に亀裂で排水された状態であることを示唆している。
亀裂形成で解放された分の水圧が今後静岩圧近くまで増加していくと次の巨大地震が発生する条件が整うこととなる。
従来考えられてきた120 MPa程度の水圧の変動は現在の技術では観測することは困難であるが、今回の成果で示したような
10 MPa規模の水圧変動をモニタリングするための技術はすでに存在するため、10 MPa程度の変動であれば観測することが可能である。
本研究の成果は、南海トラフで次の巨大地震が起こるまでのモニタリング指標に水圧変化を加えることで、
地震発生予測の精度が上がる可能性を示している。