太陽発電衛星(SPS)を語るスレッド Part2
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太陽発電衛星のスレッドです。
前スレの「太陽発電衛星(SPS)を語るスレッド」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/future/1117444830/
は、サーバクラッシュの煽りだかで、お亡くなりになっていましたので Part2 作成。
unkarのログ
http://unkar.org/r/future/1117444830
「無責任艦長タイラー」シリーズの子供世代で、
SPSが事故ってマンションが数棟燃え、それでSPSが禁断技術になるし、
生き残りから重武装新興宗教が出る、って話があった。
問題は予防原則屋なんだよな… 原発は核分裂反応の暴走を止めるという点で完全にフェールセーフな設計が出来ないが、
SPSは異常時に送電側のスイッチを切ればよいだけだから、一瞬で停められるだろう。
もちろん念を入れて送電ステーションには非常爆破装置をつけておいてもいい。 SPSから送電される電波の強度なんか電子レンジの何桁も低いんだが。 >>105
まあ21世紀初頭、ごく小規模な1GWクラスのSPSをこれから
造ろうかという頃はそう云われていたな。
あと洋上に受電ステーションを作るとかいう話もあったが
低密度のエネルギーをはるか洋上で受けるなんて、結局
電力会社の算盤に合わなかったんだよな。
100万Kw発電衛星って今ある軌道上の人工物から考えると桁違いにでかい気が…
うすうすみんな気づいてるけど打ち上げコストの問題だよなぁ。 >>105-106
SPSSのモデルは何十もあるからなあ。どれの話をしているのかで違う
値になっているのかも知れん。
ちなみに「宇宙太陽発電衛星のある地球と将来」では10W/m^2、「宇宙
太陽光発電に挑む」では1kW/m^2だった。前者は著者も数人だし、語って
いる対象のモデルもまちまちだったかな。
>>107
いや、それは誰もが気がつく最大の問題点でしょ。地球から全てをもって
行くのを前提とした議論ばかりなのが不思議だ。ルナリングというのも
提案されているけれど、月からでは遠すぎる。
しかし、月で作ったSPSを、地球の静止軌道か低軌道に移動させるという
発想が出てこないのはなぜなんだろう。安価に十分なエネルギー密度を
得るにはそうすべきだと思うんだが。
SPSSがLEOはないでしょ。
地球の影に入る時間は長いし、ペラペラな構造なので空気抵抗による軌道低下もバカにならない。
なにより、月軌道周辺で作るのならLEOまで下ろすデルタVがバカバカしい。 エネルギー需要量が小さく且つ大規模なレクテナを建設できない多数の
地域を少数のSPSでカバーできるとか、それなりに利点もあると思います
けどね。
ΔVにコストがかかると言っても、電力需要と価格次第ではペイできるんじゃ
ないかな。
検討の価値はあると思うけど。
>>108
ルナリングといえば毎日新聞の正月特集号でも紹介されてたネ
レーザー送電なら月からでも静止軌道からと大差ないよ。
>>109
LEOだからといって地球の影に入るとは限らないネ
明暗境界線を周回する太陽同期軌道というものがある。 軌道エレベータか、または月で作ってマスドライバーで打ち上げるか、
どちらかができない限り石炭火力は超えられないと思う。
逆にどちらかができてしまえば、「エネルギー使い放題」時代が
来ると思ってる。
世界最貧困層でも合成ガソリンと海水淡水化水を好きなだけ
無料で使えるぐらいの。 エネルギーが無制限に使えれば食糧問題も水資源問題も解決した理想社会到来だな。
人工照明をふんだんに使って農業も畜産業も漁業も立体化できる。
国土が狭いから食料自給できませんなんて時代は忘れ去られるだろう。
エネルギーが無制限に使えると、温室効果ではなく熱汚染による気温の上昇がもたらされる。 そこまで行ったらどうするのかねぇ。
3001年じゃ地球に日傘みたいなのを付けたってちょろっと話してたが…… 静止軌道に日傘を張って、なおかつ廃熱をヒートポンプを使って
軌道エレベータで日傘の裏を放熱翼にして宇宙空間に捨てる。 エネルギーが無制限に使えれば、海水からの元素抽出が好きなだけ
できるし、元素そのもの変換だってやりたい放題。
結果、金という特定元素の希少性に依存した現在の経済システムは
解体して、太陽光発電衛星の発電パネルの面積が、新たな世界共通の
通貨単位として採用されるだろう。 >>111
レーザー送電は天候に左右されすぎるし減衰率が大きすぎる。化石燃料の
枯渇対策には間に合わないと判断する。
>>112
原子力発電のことも時々は思い出してあげてください。
>>113
産油国の半分ぐらいが理想国家になっていたなら説得力あるんだけどね。
循環している炭素資源も有限だし、そうそううまくは行かないと思う。
ロケットでの宇宙太陽光発電のライフサイクルエネルギーペイバックって、
プラスなのかマイナスなのかどっちだろ。
月工場からマスドライバーで地球軌道、軌道エレベータ、
極超音速スカイフックを仮定したらそれぞれどうなるのやら… ちょっと何言ってるかわかりませんね。
本人わかったつもりなんでしょうが。
条件が全然あいまい。 いや、「ロケット打ち上げ(軌道エレベータがない状態)で
宇宙太陽光発電を作る」
「その電力で、シリコンを精錬して太陽電池を作り、
水を電気分解して水素を作って鉄を還元し、
アルミを還元し、水素と酸素を液化して詰めて打ち上げる」
というのは、
「石炭を掘る。石炭で鉄を作る。鉄でツルハシと蒸気機関ポンプを作る。
ツルハシと蒸気機関ポンプで石炭をさらに掘る」
という、こちらは繰り返せるのと同じようにできるのか、ということ。 静止軌道より低い軌道で、そこに留まれる速度に「地球に輪をかける」
ってやったらどうなるだろう?
それなら一日中、地球のどこでも、その輪のあちこちから放たれる
電力を受信できることになる。
ココに送信してくれ、と「月は出ているか?」方式で、
GPSのように途切れなく。 SPSに関する新書が出てた。
かなりガンダム00の名は出していたが、エネルギーペイバックや
二酸化炭素放出量も試算し、技術的な詳細もかなりきっちり入れた良書。
特に刺激的だったのが、地上からマイクロ波を当て、それで空気を
爆発的に膨張させて推進する新ロケットの話題。
最近いくつか本は出てるけど、まだSPSを前提として考えている人は少数。
少なくとも、脱原発の是非やプランBに関して話してる人たちに、SPSを
視野に入れている人はほとんどいない。
もっと考えて欲しいよ。 >>122
高度1万kmのオービタルリングがガンダムにも出てたね。
リングの目的が送電なら、SPSの時代になっても有線の方が無線よりも
送電効率がよいということがその存在の前提かな。
ガンダムXも、崩壊以前ではGPSみたいに、地球のどこで空を見上げても
複数の発電衛星ステーションがあって、そこにこちらの位置を送れば
無線でエネルギーを受け取ることができる…
サテライトキャノンではなく普通に動力として考えれば、
それはそれで革新的なエネルギーシステムじゃないか? 「エネルギーは質が全て、500カロリーの兎を取るために1500カロリーの
マラソンをしていたら餓死する」は宇宙太陽光発電ではどうなん? >>128
>>SPSがエネルギーペイバックできるか否か。
やり方次第としか言いようがないが、可能だと考えられている。そもそも
エネルギーペイバックの可否よりも厳しい基準でSPSを評価しようとして
いるから、あえて考慮する必要もない。
>>「エネルギーは質が全て、500カロリーの兎を取るために1500カロリーの
>>マラソンをしていたら餓死する」
これはちょっと・・・出典があるなら知りたい。
ttp://agora-web.jp/archives/1431157.html
とか
ttp://oilpeak.exblog.jp
とかでしょっちゅう見る論法 ただ単に使ってない山の斜面に、太陽電池を貼りつけただけで、エネルギー問題解決しないか? やっぱり輸送費が最大のネックだな。
実際のところ、宇宙輸送のお値段ってどうなってるのかね?
大雑把な話、例えば十年前の半分、二十年前の4分の1になってるとしたら、
大体七十年くらい立てば100分の1になるかも……的な妄想が出来るんだが。 >>132
軌道エレベーターが完成するか否かにかかっていると思われ そのエレベーターまんま有線送電ケーブルに使えるし… 軌道エレベータ送電は色々問題がありそうだが…
オービタルリングならなんとか? 極超音速スカイフックはケブラーで可能、って言われてるけど、
それが事実だったらメガソーラーやめてそっちやったほうがよくね? ダークエネルギーの存在を預言したジョージ・ルーカスは偉いよ。 >>139
そんな時代遅れのあなたは今すぐMACHOで検索。 軌道エレベーターがあれば上空との電位差だけで発電ができそうだ。
カミナリ発電的なものが >>141
電位差があっても閉回路が形成できなければ電流は流れません。
小学校で教わらなかったかな? >>141
スプライトを発生させる膨大な電位差を少しづつ取り出して利用できればすごいね。 >>132
それが成り立っていれば、宇宙開発はいまごろ・・・。
宇宙開発手段をロケットに求める限りは、劇的な価格破壊は訪れないものと
考えられています。
しかし、1Gの重力井戸の底から1平米あたり10トンもの大気の壁を突き破ら
なければならない地球発ロケットなら無理でも、ほとんど大気のない1/6Gの
重力井戸の底からの打上げであれば「やりようによっては勝ち目があるのでは
ないか」と思わないでもないのであった。 >>137
マッハ10〜15の極超音速機で物資を運搬するのってどれくらいコストが掛かるんだろうな?
スカイフックの建設を含めてロケット打ち上げよりコストが掛かったら意味がない。
JAXAのやってる研究を見たら、極超音速機を飛ばすにもロケットを使ったりしていてなんか微妙。
大気のほとんどない中間圏ならマッハ10以上は可能だと思うので、挑戦して欲しい。 今はスクラムジェットの稼働域までロケットで加速する必要があるけど、
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ロシアの太陽電池技術ってたいしたことなさそうな。
もともと、太陽光が弱い北国だしね。 ぷぷっ
ヴォルゴグラードやアストラハン付近もロシアなのにな SPSはロケットの大量打ち上げを伴うからな。
現実問題としては、ロシアの参加は外せんよ。
連中は余剰ICBMを大量に抱えているから
打ち上げコストは一等安い。 まず安価で、宇宙に資材を運ぶ手段から考えないと始まらない
軌道エレベーターが建造できたら一気に建造が進むだろうね 技術的難易度は軌道エレベーターの方が高いだろう。
月に作るなら別だが、マスドライバーで間に合うね。 月に基地と工場作って、そこでマスドライバーで地球軌道に飛ばすほうが、
地球から打ち上げるより楽ってわけか。
…月は無慈悲になりかねんが。 マスドライバーは投射能力に上限をつけるのが現実的かな。数百kg以上はダメとか。
SPS自体もも兵器に転用されないように、マイクロ波やレーザーの出力に制限がつけられるんじゃね。 では宇宙太陽光発電所を作ってからソーラレイ…どのみちだめじゃん。 太陽光励起レーザー系のシステムだと太陽電池使ったシステムより
大幅に小型化できるって話をどこかで読んだけど、どうなんだろう? 初耳だが、どこで読んだかわからないんじゃこちらも裏の取り様がない。 太陽光発電パネルとか単純な装置、マスドライバーで地球から打ち上げられるんじゃね? 地球にマスドライバーの方がハードル高い。
ま、該当スレでやってくれや。 機動戦士ガンダムΖΖ外伝ジオンの幻陽で出たラーフシステム? 発電して地上にレーザーなりマイクロ波なりでエネルギー送るよりも、
まずはメガソーラー発電所に衛星で太陽光を反射させて発電量を増やし夜間も発電させるって方向で実用化した方が良いんじゃないのかねえ
単なる反射ならイカロスのような衛星で良いんだろに いや、そのエネルギー送信が可視光で送るよりもマイクロ波の
ほうが吸収されにくく環境的にも経済的にも優しいからだと思うが?
可視光だと自然に優しいとか思っちゃうクチ? >>165
宇宙太陽光発電って環境や経済の話よりも、エネルギー的に得できるできないの境界線をクリアしてない技術水準じゃね?
反射鏡衛星で地球の太陽光発電量を増やすってなシステム全体の規模だと、沙漠などの吸収されにくい環境の発電所に限定しても良いだろうし
まだまだ技術難易度の話だけであって、環境とかの話がどうこうする技術水準に達してないと思えるんだが 衛星軌道の一番下の方にあげるのでさえ1kgで100万以上だっけ?
静止衛星軌道に上げることを考えるとその数倍かかる。
太陽電池パネル式の発電衛生は軌道エレベーターができるまで
経済的に不可能じゃね? むしろ月資源か彗星・小惑星捕獲資源必須じゃね?
軌道エレベータ製造にも。 >>169
赤道上の地表面から静止衛星軌道まで35786-6378=29408*10^5[cm]
CNTの密度を1.35[g/cm^3]
テーパーはこの際考慮しないものとして、厚さ0.5mm、幅30cmのリボンを想定。
30*0.05*29408*10^5[g] = 441120[t]
またこの際、カウンターウェイトは考慮しないでおく。
またこの際、原材料費や諸々も考慮しないでおく。
また 100[万円/kg] で静止衛星軌道まで材料を持って行ってくれる格安業者がいたとする。
これは 10[億円/t] だから、打ち上げ費用は441兆円となる。
さて、この試算から軌道エレベータを地球資源で製造して打ち上げる計画にGOを出す?
まあ、検算してないから間違ってる可能性は大きいかもしれないから、検算よろしく。 >>170
軌道エレベーターを建造する場合はロケット1基で運べる程度の超極細のワイヤーを打ち上げて、後はそれを足場に残りのワイヤーを一本づつ上げていくのがデフォ。 衛星低軌道から静止軌道までの移動分を、
太陽エネルギー利用のイオンロケットで賄うとか 太陽風で移動できる太陽帆船になってるくらいの質量面積比じゃないとエネルギーが黒字にならないくらいじゃね? ナイナイ
ISS見てりゃわかるが滞空時間が短すぎる。
地球の影に入ってる時間が長すぎる。
断面積/質量比が大きいから空気抵抗で即死。
まだモルニヤ軌道の方が現実的。 低軌道だから地球の影に入る時間が長いという
誤った思い込みについては、過去に何度も指摘されているが 低軌道だから、地球の影に入る時間が長い。
当然だな。過去の指摘の方が的外れ。 >>178
今までに何度か出た話しだけど、低軌道でも地球の影に入る時間を少なくすることが可能だよ。
中学生向けに分かりやすく解説している記事があるので読んでみそ。
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr682.htm で、上空の滞留時間短いんだがどうやって送電すんだ?w >>180
まずは179の仕組みを理解できたか報告してくれ。 ところが>>178のように理解できない者も居るという 太陽同期衛星にしたところでspsとしての要件は満たせんよ。 想像力が乏しいと>>184のような思い込みから抜けられないという 送電はどうするんだと尋ねられても答えられないくせに難癖だけは一人前だなw >>186
やれやれ、少しは本を読むとか、頭を使う習慣をつけたほうがいいよ。
太陽同期軌道からの送電には幾つかプランが提案されているが、分かりやすいのはコレだ。
http://m.youtube.com/watch?v=E2I2TOtVJ80 多数の同期衛星と中軌道の中継衛星が要るのか。
普通に静止軌道に置くほうが安上がりそうだな。 まず普通の衛星打ち上げ機を考えてみれば分かりやすいが、
静止軌道は低軌道に比べて2倍以上のコストが掛かる。
従って低軌道100基プラス中軌道10基みたいなSPSを打ち上げる方が、
静止軌道に100基のSPSを上げるよりはるかに低予算で実現できる。
メンテナンスの類を考慮に入れるとこの差はさらに広がるね。 それは打ち上げコストだけの問題だろ。低軌道と中軌道中心の運用と静止軌道上での運用コストの違いはどうなる。 中継衛星を介するってことは太陽同期軌道ー中高度軌道ー地表とほぼ経路が往復するし、中継のロスもある。
同じ数の衛星だと静止軌道の方に軍配が上がるな。
しかも、太陽同期軌道、中軌道衛星とも相対位置が刻々変わる。
電力伝送路は横切る衛星や、有人機の脅威になるだろ。 >>190
既に説明済みのことだが、メンテナンスを含めた運用経費は静止軌道SPSの方が
低軌道SPSより遥かに高価。たかだか数百kmのところに出かけるのと3万6000km
先まで出かけるのでは、必要な工数・輸送経費で巨大な差が出てくる。
はるかに大きい投資とランニングコストを負担せざるを得ない静止軌道SPSに
市場競争力は無いと考える。
>>191
低軌道SPSを中継衛星で地上に送電するのは一定の中継のロスがある。一方で
静止軌道SPSも地表から遠い分の拡散減衰が大きくなる。まずこの両者のロスを
定量的に比較しないうちから結論に飛びつくのでは慌て者のそしりを免れまい。
ロスの論点を別にすると、同じ数のSPSについて打ち上げ・メンテ費用では
圧倒的に低軌道の方がコスト安となる。
横切る衛星・有人機云々については、静止軌道SPSの方が低軌道SPS安全とも
言えない。マイクロ波送電なら従来の議論にあったとおり、機体や人体が
直接浴びても問題ないレベル。レーザー送電なら他衛星の軌道を避けた送電
プランを立て、地上受信局上空を飛行制限空域にするのは、これまた低軌道でも
静止軌道でも同じこと。 >>192
「遥かに」「巨大な」って技術系スレなんだから定量的考察くらいしてくれ。
宇宙空間の場合、輸送コストは距離よりデルタVに相関する。
伝送ロスにしても静止軌道での潮汐力は太陽同期軌道の1/100程度でそれに応じたサイズの送電アンテナを駆使できる。 >>193
>定量的考察くらいしてくれ
すでに私は「2倍」以上のコストの差があると書いているよ。
コスト面で定量的な論拠を全く出せていないのは君の方じゃないかな。
しかしまさか静止軌道への打ち上げの方が低軌道への打ち上げより低コスト
で済むなんて君も思っているわけじゃないだろ。そうであるなら低軌道SPSが
コスト面で比較優位にあることも認めざるを得まい。
それと君は送電アンテナの大きさについて何やら誤解しているようだ。
マイクロ波を送電に使う場合、静止軌道SPSは電波の拡散に伴う送電ロスを
抑えるため、同じ送電量であっても低軌道SPSより大きな送電/受電アンテナ
を使う必要がある。これまた静止軌道SPSがコストで不利になる点だ。
地表の受信アンテナも直径数kmなんてことになると、地価を考慮して消費地
から距離を置いて受信局を作らざるを得ないが、すると今度は地上での送電
ロスも無視できなくなってくる。 輸送コストやオペレートのコストを総合的に勘案すべきと言ってるのかい 間違った前提を乏しい想像力で演繹すると、必然的に間違った結論へ陥る。
従って>>188は総合的なコスト評価の前に、関連書籍から知識を仕入れ、
ネットで「想像力を鍛える」をググってその方法を実践するのがよいと思う。
しかる後に静止軌道SPSの方が低軌道SPSより低コストという結論に達したなら
改めて報告してくれ。その逆であれば当然の結論だから報告の必要は無いよ。 >>196
> 間違った前提を乏しい想像力で演繹すると、必然的に間違った結論へ陥る。
ご自分はどうなんだろね。
コイツ友だちおらへんやろ。 >>194
> すでに私は「2倍」以上のコストの差があると書いているよ。
横からだが、低軌道と静止軌道の軌道投入で2倍程度のコスト差があるのはいい。
だが、太陽同期軌道は極軌道に近く差は1.4倍程度に留まる。
加えて中継衛星を中軌道に投入すると静止軌道の方がコスト高というのは微妙。
中継衛星を介するシステムはメンテ箇所も増えるためアドバンテージもない。 >>198
おお、ちゃんと数字を出してくれる人は歓迎だね。
議論の仕方を知らない逆ギレくんの話相手はボランティア精神が
ないと正直やってられない。
だけどそのその1.4倍という数字は何と何を比べた数字なのか
ちょっと疑問に感じるので、ソースを示してくれるとうれしい。
この論点の一例をアメリカのアトラスV(531構成)で見てみると、
太陽同期軌道に11.1トン、 静止軌道に3.2トンの打ち上げ能力で、
3倍以上の差がある。太陽同期軌道ならロケット1機で済むところが、
静止軌道には3〜4機が必要となってしまうと言う話は、SPS企業の
社長をして遁走させるに十分だろう。
(英語版ウィキペディアには、こういうとき使える便利なリストがある)
http://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_orbital_launch_systems
中軌道の中継衛星を置く分は確かに低軌道SPSのコスト要因だが、
静止軌道SPSが低軌道SPSに対して負わねばならない2倍以上の輸送コストや、
キロメートル単位の受電アンテナを用意しなければならぬデメリットに
比べればより小さなコスト負担となる。蓄電技術の向上を見越せば、
中継などせず低軌道から直接地上にバースト送信してしまってもいい。 静止軌道が低軌道の何倍もコスト掛かるって?
おいおい、運んでいく物は何なんだい?
SPSなんだぜ。発電システムなんだぜ。電力は潤沢にあるじゃないか。
比推力の高い電気推進システムを使えば僅かな推進剤で静止軌道まで行けるだろ。
今の化学ロケットでLEOまで上がればコンパクトな推進システムに大電力を供給して、
低推力でも必要なだけ時間を掛けて静止軌道まで到達できるわ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています