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robotの場合は資金的に軍事しかありえない。現在重要とされているのは画像認知やら
音の分析としての人工知能であって、自然界からのデータを意味のある
データに変換する手法が最優先として求められている。
軍事の人工知能導入は既に始まっており、初期はラジコンの自動操縦などで
現実に軍事用のプロトタイプ製品となっている。まだ数が少量なので対人工知能
ではなく対人で応用する領域なので、使い捨てと考えればそこまで凄いAIは
不要である。ラジコンの場合はそのほとんどは自動操縦ではなく遠隔操縦が
可能である。ソフトウエアが重要になるにはハードウエアの単価が安くなる
場合に限られる。それは超小型のロボットを量産することを意味する。
ハードウエアが極高いのならば、人がその乗り物にのって操縦すればいいだけ。

2chでいう人工知能とは学術やら企業の求めるそれとは違い。
人工無脳などのチャット(会話)を目的とした言語認知としての人工知能である。
これは翻訳エンジンなどで既に多く研究は存在しているが一般には出てこない。

いまの人工無脳の類があまりにも機械的なのは、
MS-DOS時代にあった日本語変換辞書からあまり進化していないということ。
それは文法やらただしさ(合理性)を追求してしまった結果として、曖昧な
間違いの候補を変換したり認知しないという結果がそういう流れになった。
具体的に漢字変換では間違えたヒラガナを入力しても、それで正しい変換は
できない。これはGoogleなどが「もしかして?」という曖昧エンジンで解決
した例もある。
自然界から取り込むデータは不完全であるものが多く、そういう間違ったものを
厳密ではなく曖昧に処理できる抽象的な認知機能が人工知能には必要になる。