機能を失った臓器の代替とかの意義は大きいと思うんだ。
でも不老や不死を望むかって訊かれたら自分はNO、特に不死は。
老いは醜いって発想自体が幼稚だと思うし、永遠に生きるってのは逆に地獄の苦しみだとも思う。
限られた時間の中だからこそ人は輝き、老いと引き換えに積み上げた記憶を基に人は成長する。
まあ、技術の進歩は往々にして商業ベースに乗せることで加速するから不老は金儲けの道具として発展するだろうけど。

金銭で考えるなら障害を持つ人を健常者に戻した方が有意義じゃないかねえ?
障害年金を廃止できる上に納税者になってくれて、更には障害者用の施策も無くせる。
たとえば角膜・網膜・視神経を作りだして視覚障害者を根絶してみる。
年金の財源や点字ブロック設置等の予算は一挙に浮く。
それらのプラスと手術費を保険負担に変えたマイナス、どっちが安くつくだろう?
短期的に考えれば障害者は障害者のままいてくれた方が楽だろうけど、長いスパンで考えたら?