新論文 ニキビに対するアゼライン酸とトレチノインの有効性に差はなかった(コクランレビュー)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33034949/?dopt=Abstract
コクランレビューというのは最高峰の文献調査ですね。

そこで差がないというのは、トレチノインの方が激しい皮向け、赤みを引き起こしますから、
副作用を入れるとアゼライン酸の方がいいということになるかと(アゼライン酸の副作用はピリピリ感がある程度かと)。
(さらにアダパレンとトレチノインの有効性は同等なので、しかしまだアダパレンは赤みを起こすので、
赤みを避けるには今のところアゼライン酸がよいかも)
これらより過酸化ベンゾイルのほうが効果があった(過酸化ベンゾイルは乾燥の副作用がかなり強く使い続けられない人もいる)。

サリチル酸も差がなかったが研究が少ないとかそういうことで、「差がない可能性がある」と評価されている。
まあでも、この2つの酸は肌を薄くするので、結局はビタミンを使わないといけないかもしれない