「薬局の化粧品ブランドは、スキンケアやオンライン新興企業と競合してきた」ヴォーグ・ビジネス
https://www.voguebusiness.com/beauty/threatened-by-competitors-high-street-beauty-forced-to-evolve-boots-superdrug-fenty
全体的に化粧品よりもスキンケアが売れており、SNSのインフルエンサーに支持されている変化の
早いオンラインのブランドに消費者の目が移っています。それらのブランドはトレンドに敏感に反応できます。

ナチュラルな美しさが近年のトレンドで、
(捕捉:近年、豊胸手術といっても逆に入れたシリコンを取り出したり、胸を自然な大きさに戻す割合が増加している)
ブルジョワのようなブランドは脇に追いやられるリスクがある。

消費者がこうした新興ブランドを求めて、オンラインのブランドが飛躍しているので、
薬局ブランドが最大の打撃を受けている。

消費者は製品の内容に強い興味を持っている。

成分第一タイプの The Ordinary、Drunk Elephant、Tatcha、Sunday Riley はSNSによって急成長しており、
店頭では薬局ではなく高級デパートでのみ展開され、ブランド価値が落ちるのを避けている。

ブーツUK(イギリスの大手コスメ販売サイト)も成分第一タイプの自社ブランドを立ち上げたばかり。
ウォルグリーンの薬局チェーンも、夏にはラロッシュ・ポセ、アベンヌなどを打ち出してくる予定です。

一方、薬局でも飛躍しているのは新興のブランドで、SNSのインフルエンサーの影響を受けている。
薬局ブランドでは得られないブランドへの親密感(一体感)がSNSからは得られる。
また、薬局も革新を迫られており、カウンターをなくして、客がテスターで自分で試せるようにと変化を起こしている。