資生堂の頓珍漢ぶりと腰の重さには、大企業病なんて生易しいものじゃないもの以上のものを感じるね。

何が悪いのかもわからないし、社内で憎まれ役になりたくないから、問題点はほったらかしの事なかれ主義が蔓延していて、
組織改革どころか、諸悪の根源を絶つ能力もない。
10年前にリストラを始めた際にも「どうせ50代の人たちはあと数年で定年退職なんだから、そのくらい待てばいい」と
大真面目に言って反対していた幹部がいた、とバカバカしい話がある会社だよ。
だから、ブランド削減がなかなか進まないのも、プロジェクト・チームの主要メンバーの定年退職を待ってから廃盤にすればいい、
くらいの考えでやってるんじゃないの?
現存の子会社でも、業績不振が10年以上も続いていて、社員も犯罪沙汰ばかり起こしているところがあるけれど、
どこにも譲渡できないからさっさと処分したほうがいいのに、
親会社で通用しないカス人材のゴミ溜め場がなくなるから、いつまでもズルズルとぶらさがりクズ社員を庇護している。

爆買い中国人なんて、いつまでも来るもんじゃないのに、そっちのニーズ(?)に合わせれば売上アップ!とばかりに、
悪趣味なパケにして、日本人顧客を逃がし、その頃には、中国人も財布の紐が固くなっている、という間抜けぶり。

そして、若年層の顧客をつかまえるための重要な販売強化ブランド(インテグレート)の宣伝で、このアホぶり。

これでも、特権意識でお鼻高々でいられる資生堂の社員って、かなり頭がおめでたい人たちだと思う。