0588愛すべき32歳 ◆NqiXprD0N.
2020/10/01(木) 21:47:27.88ID:rrw6/Y6J女は寂しくていつも泣いてばかりでした
男はたまった鬱憤を怒りでばらまき
人様に迷惑ばかりかけていました
夢実現の為に離れたはずが
お互いを認識し求めるあまり何もできず
仕事が手につかなくなってしまいましたので、
2人は思い切って記憶を消すことにしました
もし、記憶を無くしたとしてもまた
必ず互いをみつけて巡り逢う
自信があったのです
そうして男は大スターになるため、
毎日がむしゃらに駆け抜けました
次第に心の底に眠っていた
恋人への想いが目覚めはじめます
しかし女は気付きません
男は必死に伝えようとしますが
なかなか伝わりません
ついに男は侍のように
自らの命を断つことを考えるほど
追い込まれていきました