47都道府県x4周の観戦旅
第24回 岐阜県@

長良川球場と大垣北公園野球場の他は 岐阜県の野球場はどこも交通アクセスが悪く、
長時間歩かねばならないところもあって忌避もしていたが、そうも言ってられなくなりました。
むしろ だったら歩いてやろうではないかと思うようになりました。
2017年3月は3連休を取って、愛知県、岐阜県、そして最後は甲子園のセンバツという計画を立てました。
愛知県は豊田球場で、これは愛知県のところで書きました。
岐阜県で狙いをつけたのは中津川市の夜明け前スタジアムです。
ここで岐阜県東濃地区予選 の試合を観戦する。
東濃地区に行ってみたく、また中津川と言ったらもう長野県木曽地方にも近い。
アクセスは極めて悪い。 恵那と中津川の間にある 美乃坂本駅が最寄りの駅であるが、そこから徒歩1時間。
駅前にタクシーが止まっているような 駅ではないかもしれないが、電話してタクシーでも呼んで行くか、
なんだったら その1時間かけて 歩いてやるかと思いました。
とりわけ帰りは歩こうと決めていました。
前日の宿は 名古屋の笹島の安い宿を一度とったが 笹島という場所が いかにもヤバそうな場所で
まず快適でなさそうなのでこれをキャンセルして、 中央線沿線の土岐市辺りのホテルに変え、
さらに恵那駅から歩いていけるホテルにした。
そして愛知県豊田の試合が終わると、愛知鉄道で高蔵寺に出て、中央本線を恵那まで行ってホテルに着いたが、翌日の天気が危ぶまれた。
果たして目が覚めると既に未明から雨で、朝食バイキングを食べている時に東濃地区予選の中止の発表を知った。
そこでどうしようか?中津川から木曽の妻籠だの馬籠だの行ってみようか?
しかしバスが少ない。
一応予備プランとして、14時からナゴヤドームのドラゴンズオープン戦の保険も用意していた。
しかしナゴドは開拓済みだから、できれば岐阜県開拓がよいのだが。
中津川駅から恵那峡に行って散策してからナゴドに行くプランも考えた。
しかし恵那駅で列車の乗る前に電話で他球場を確認中してみた。
可児市のKYBスタジアムはその日は高校野球の試合はない。
関市民球場に電話すると、既に準備に入っており、中止の連絡もなく、雨も今降ってないとのこと。
ならば東濃地区予選でなく、中濃・飛騨地区予選だが、少し離れているが、かまわない。
3試合あるから1試合半は観られるだろうと移動を決めた。
恵那から多治見に戻り、太多線に乗って美濃太田へ。
太多線なんて生まれて初めてだが、こういう旅も面白いかも。
そして美濃太田からは長良川鉄道を北上して関市役所前まで。
その頃はガラケーで、携帯の地図画面を見ながらという習慣はなかったが、
恵那市のホテルのパソコンにプリンターもついていた、地図をプリントアウトできたのが大きい。
ひたすら田舎道を関市民球場向けて歩いた。50分かかった。
果たして野球はやっていて恵那峡→ナゴドの選択をしなくてよかった。
しかし冷たい小雨の中での観戦。
終わるとまた来た道を関市役所前駅まで50分歩く。
美濃太田に出て名古屋まで出て、翌日の甲子園のために新幹線で新大阪に向かった。