ところで本日はこのネタ動画を振り返るよりも、そのキックジャガーについて一言いいたい。
なつぞらではそのキックジャガーの最終回の最終部分のアニメも放送されます。
それは、キックジャガーは試合中リングの上で自ら覆面を脱ぎ捨て戦うというものです。
孤児院の子どもたちのために、彼らに勇気を与えるために、もう覆面は要らないということなんだそうで。
しかしこれはタイガーマスクの最終回もテレビで見ていた私には大いに不満でした。
そんな綺麗事ではないと。
まずアニメでない劇画の方のタイガーマスクでは、伊達直人はリング外でたまたま車に轢かれて死ぬ。
その際、ポケットに入れていたタイガーマスクの覆面を近くの川に投げ捨てる。
これでタイガーマスク=伊達直人だったことを知るのは、孤児院の保母の若月ルリ子しかいないまま終わる。
しかし同じアニメでの最終回の比較をすると、タイガーマスクは子どもたちのために自ら覆面をとったのではなく、
タイガー・ザ・グレートとの死闘の中で剥ぎ取られたも同然なのです。
不本意にして伊達直人だと孤児院の子どもたちにもバレてしまった。
そして覆面がとれた伊達直人は、虎の穴仕込みの超反則技を駆使する。
ジャイアント馬場やアントニオ猪木が止めようとも。
そしてタイガー・ザ・グレートを倒すのだが、伊達直人は国外に逃亡して、もう子どもたちの前に顔を現さない。
それでも、きっと子どもたちは正しく生きることを学んでくれるだろうと、
都合のいいことを言いながら。
だからキックジャガーのような生ぬるい話とは全然違うのです。
これが最終回のタイガーマスク→伊達直人の反則の数々です。↓
https://youtu.be/sUdwxo050DY