Hersh: Ten observations from the 2016-17 season
By Philip Hersh 4.4.2017

羽生結弦は良くも悪くも予想を裏切ることがある。
それを含めてこの日本のスターは傑出しており、過去4シーズン、安定して素晴らしい結果を残してきた。
五輪金、ワールド金メダル2回に銀メダル2回。
シングル選手として史上初の4年連続グランプリファイナル優勝。
ショート、フリー、そして総合における史上最高点。

自国および世界中に存在する彼のファンベースは、ソーシャルメディアのおかげもあって
このスポーツの歴史上最大だ。

INの同僚記者であるジャッキー・ウォンは、フィギュアスケートにおける
今日の技術的なレベルを踏まえ、羽生を史上最も偉大な選手だと主張している。
確かに彼以前には誰1人として、ここまで完成された芸術性を持つフリースケートと
4本のクワドを融合させたことがなかった。

違う時代のスケーターの業績と比べるのは不可能だ。審判と採点のシステムも違えば、
ジャンプの進歩も違う。正しく判断するには、ある特定の時代のトップの状況を見るのが一番だ。
その水準で判断すると、今シーズン終了後、羽生がフィギュアの神殿に場所を確保することに疑いはない。

http://www.icenetwork.com/news/2017/04/04/222260052