>>437
どこにそんな話があるんだ?あっても他人が事態についていけなくて補正してるだけだろう
あまりにごまかしが酷いのでのせとくけど
[すると突然、鏑木が私の頭にげんこつを落とした。
「んぎゃっ!」
 痛いっ!暴力反対!そして変な声でた!
「昨日のは、これでチャラにしてやる」
 私が頭を押さえて呻いていると、鏑木はそんなことを言ってそのまま自分の席に歩いて行った。
 は?
「あー、ごめんね吉祥院さん。ちょーっと話があるんだけど、いいかな」
 取り巻き女子達がきゃあっと騒ぎ出した。あ、デジャヴ。
 でも今回ばかりは逆らえない。平穏無事な学院生活のためにも。
 またもやありえない誤解をしている友達の羨望と嫉妬に見送られ、頭頂部をさすりつつ連れて行かれたのは、前回と同じく階段の端。
 怖い…。こいつが私の死刑執行人か?!
「頭、大丈夫?雅哉もいきなりげんこつはないよねー。でも、一応あれでも雅哉なりの謝罪なんだよね」
「謝罪?」
 ひとの頭を殴るのが?]