ただし、これではカブトガニ(←ホントは多分カブトエビだと思う)のような我々の身の回り(すなわち気候の変化などが普通に起こっていた場所)に生息しているにも関わらず
その形質をほとんど変化させていない生物の存在について説明がついていないので、さらに補足説明。
こういった「生きた化石」の例として有名な種には、カブトエビの他にゴキブリなんかがいると思うが
その両者に共通しているのはどちらも変温動物であるということ。変温動物とは基本的に自ら熱を発さず
周囲の気温に合わせて体温が変動する生物のことなんだが、一般に変温動物は周囲の気温の変化に影響を受けづらいと言われている。
よってこれらの種は地球の気候変動による影響をあまり受けず、結果として進化が起こらなかったのだと考える。