>>377
>だから、311以前まで「原発安全神話」に騙され続けていた

安全神話が生まれたこと自体は、大衆にも責任があるんだぜ?

「原発は、事故が起こる確率は○○%で、その時の被害想定は××で〜〜、よって、ほぼ安全です!」なんて正直に言えば、
「ほぼってことは危険なこともあるってことじゃない!原発ハンターイ!!」ってなるから、
原発を作る為には「原発は安全です!大丈夫です!心配ありません!!」と言うしかなく、安全神話が生まれた。
原発が出来てからも、避難計画やら、歴史的な大規模災害への対応をしようとしても、
そんな事をしようものなら「やっぱり安全じゃなかったって事じゃない。原発を止めろ!!」とかい言い出されるんで、
対策を打つことも出来なくなって、その挙句が今回の原発事故。

結局、大衆は、0か1、白か黒、危険か安全という二項対立でしか理解できず、
「どのくらい危険なのか」とか、「危険の度合いと、それから得られる利益の比較は」みたいな、定量的な判断が出来ないんだよ。
20ミリシーベルトの基準とか、除染とか、甲状腺がん等に対するヒステリックな反応なんかがその典型だね。
リスクとベネフィットを比較して、どの程度のリスクまで許容するかを議論しなければならない案件なのに、
「リスクはゼロでなければならない!僅かでも危険性があるなら反対!!安全神話よ再び!!!」ってのが今の日本人の主流派だよw

まあ本来、その辺を上手く調整して大衆を導くために、代議士と言うものは居るはずなんだが、
大衆に迎合しちゃった昨今の政治家には無理な話だわな。