>>328
エネルギー源の性能の指標に、EPT(エネルギーペイバックタイム)とEPR(エネルギー収支比)と呼ばれるものがあります。
これは発電設備の製造などに要したエネルギーに対して、どれだけたくさんのエネルギーを得られるか(発電によって、どれだけのエネルギー消費を回避できたか)を示すものです。

枯渇性燃料の場合、同じ燃料でも運転(発電)用の燃料は無視して計算される例が殆どです。
これと同じ基準でみても、現在の再生可能エネルギー源には、すでに化石燃料以上の性能を有するものがたくさんあります(図1、2)。
昼間しか発電しない太陽光発電でも(*1)、すでにその性能は化石燃料の火力発電を超えつつあります。

さらに、再生可能エネルギーはその源が枯渇しません。運転用の燃料まで考慮すると、枯渇性エネルギーに比べて遙かに優れた性能を有していると言えます(*2)。
https://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/e_source/RE-EPT-tn.gif
https://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/e_source/RE-EPR.gif

https://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/e_source/RE-energypayback.html