一つの視点

これまでの原発はクソだったが新しい原発はそうでもないかも知れない。それはA4S炉と呼ばれるモノで、日本人が発明したという話だ。
私は脱原発派からその看板を外した。日本にこそ、A4S炉が必要だ。これは、安全保障上の観点から無くてはならないエネルギー足り得るのだ。
まず非常にコンパクトで、5M〜10MWh程度の発電。
30年ノーメンテで完全燃焼タイプ。燃え尽きた後、
高レベル放射性廃棄物は出ない。
その放射性廃棄物は1000年程度で無害化する。
何万年もの管理は必要ない。
万が一トラブルが発生しても、原理的にメルトダウンは
起きず、自然と核分裂反応は止まる。崩壊熱が籠らない
構造。

今のような脱原発の空気が蔓延してしまうと、古い危険な原発がただ温存されるばかりでなく、A4S炉のような次世代型原子炉の可能性の芽を摘んでしまう事になる。
なぜ原子炉に拘るのか?だが、コンパクトでエネルギー密度が高い事から、軍用エネルギーに使えるからである。

今、指向性エネルギー兵器の技術的検討が進められており、様々な設計が進められており、それに利用できるエネルギー源がどうしても必要となる。それにA4S炉が利用できるのではないか?と言われているのだ。

巨大な発電所からエネルギーを電線を通じて引っ張ってくるのでは、指向性エネルギー兵器の機動性がスポイルされてしまう。A4S炉なら、艦船にそのまま載せる事ができる。

A4S炉を載せた海自の戦艦からレールガン又はレーザーが
敵のミサイルを完封する様を想像してほしい。
ミサイルの飽和攻撃からは逃れられないと誰もが考える中、日本の誇る科学技術により、大量の指向性エネルギー兵器により、無力化できるとなれば、ミサイルの飽和攻撃さえ、防ぐ抑止力となる。