>>358

>「その計算」には火力の負担が・・・

いやいや、軽んじてないよ。一時的に火力の負担が増えることは織り込み済みで、未来永劫火力の負担が掛かりすぎるなんて事にはならないから。その為の蓄電技術でしょうが。

それに、火力といってもバイオ燃料の使用なども増えてくるでしょ、流れ的に。オーランチオキトリウムとかボトリオコッカスとかの藻類由来の燃料や木材利用も増えてくる。

火力は出力調整用に一部使われ続けることになるだろうけど、蓄電技術が向上し、蓄電能力や蓄電総量が増大すれば、それに伴い火力の負担はどんどん軽くなっていく。

そうした流れも織り込みながらって言う意味での織り込み済みと表現したまでだよ。最初から完璧な発電方法なんてないよ。だから不完全なものが普及すれば、その不完全を埋める為の技術が開発される。

今回の国産エネルギーたる再エネの普及促進は、当然ながら不完全を伴っている。最初はその不完全を補う手段が輸入燃料由来の火力発電に集中するが、そのうち国産バイオ燃料由来の火力へ切り替わり、
更に再エネ由来の水素やその他蓄電技術などに出力調整の方法は分散化していく事になる。

この事は長い目で見たらエネルギー安全保障上も大変有意義な進化と言えるのでは?国産でもエネルギーサイクルを回せると言う事になれば、仮に輸入燃料を仕入れるに際しても、割高で買わされるような事は無くなるよね?

今は無資源国家というテイから、かなり平気で割高に売りつけられていて、それに文句もつけられないって状況じゃないの。こうした状況は改善しないとね。この状況は原発再稼働などでは改善不可能だよ。
国産エネルギーで回せるぐらいにならないと。