太陽光 発電コスト、40年までに半減 英民間機関が予測
https://mainichi.jp/articles/20170808/k00/00m/040/026000c

再生可能エネルギーとして代表的な太陽光と風力の世界規模の発電コストは、2040年までにいずれもほぼ半減するとの予測を、
英民間調査機関「ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス」(BNEF)がまとめた。
太陽光発電の導入が進む中国やインドなどでは21年までに発電コストが石炭火力に比べ、太陽光のほうが安くなるという。
一方、日本は石炭火力の依存が続くと分析している。

日本でも、太陽光の発電コストは25年には石炭発電所よりも安くなるという。
しかし、現在、原発の再稼働の遅れを石炭火力で補っている結果、依存は高止まりとなると分析。
日本が掲げる温室効果ガスの削減目標達成の根拠となる電源構成では、
30年時点で▽石炭火力38%(目標は26%)▽再生可能エネルギー28%(同22〜24%)▽原子力10%(同20〜22%)−−などと予測した。