25年ほど前、フィリピン・ビコール地方にあるティウイ地熱発電所を少しばかり見学してきた。
アポ無しだったので、警備員にコネのある御仁に頼んでの事。
東芝の文字がデカデカと建物に書かれていた。こんな田舎に?!と思わせるほどの規模
近くには日本の植民地時代マヨン富士と呼ばれたマヨン火山がある。今でも煙を上げている。
地元経済にも貢献しており雇用に確保では助かっているらしかった。近くに温泉リゾートが
あったが、温泉は止まっておりプールに僅かではあるが温泉が使われていた。
発電所が出来て温泉の水脈が変わってしまったらしい。もともと温泉でノンビリと云った
文化が無い国なので、それ程の影響はないようにも感じられました。
資源の無いフィリピン原油は全て輸入。電気代は韓国より高い!原発は80年代に建設途中で
中断、その後廃止。
地熱発電所はその後地方の温泉が湧く地方に次々に建設され、役に立っているようです。
日本も同じ火山列島。問題になっている温泉地の枯渇などをクリアして、地熱発電を推し進めてほしいですね。
業界の思惑が絡んだ、原発推進の政府自民党は屁理屈を付けて、これらの再生エネルギーに反対していますが
長い目で見たら、絶対に必要なツールだと思います。