超小型原子炉の名前は「ネイチャー・セル10」
特長は
1.出力は1万キロワット。
2.1万キロワットなので、停止したあとの熱量が少ない。
  風が吹いてきたらたちまち冷えてしまう程度。つまり、表面放熱空冷式の停止後冷却システムである。
3.機械のほとんどを1個のカプセルに収め、いかなる事故時の現象も極小化する。
4.在来の原子炉設備とは根本的に違い、現場工事をほとんど排除。
5.現場工事を事実上無くして、工場での高品質量産用設計が可能。
6.二次ナトリウム系の合理化で全部をカプセル内に一体化し、輸送・据付が容易。
7.カプセル型の便利な装置として世界的な需要に応えることが可能。
8.炉心の直径は85センチ、炉心の高さは1.5メートル。
9.燃料はベント型。
10.原子炉寿命期間中の燃料交換作業が30年以上も不要。
11.負荷追従自在の、動的機器の無い、高信頼性独立電源である。
12.制御棒がなく、原子炉運転作業が全くない。
13.そのため運転員を置く必要がなく、原子炉運転作業がまったくない。
14.原子炉運転技術者不要のため、インサイダーテロを回避できる。
15.セキュリティ確保のため、監視員を2名置くだけでOK。
16.超安全のため都心部にも設置可能。