自炊の森について
一時期話題になった秋葉原の「自炊の森」を語るスレ。
体験者の方、レポなどお願いします
http://www.jisuinomori.com/ 自炊の森の事は結構詳しく知ってます
何か聞きたい事があればどうぞ ニュータイプとかのA4変形雑誌のスキャンするために
利用したいけど高すぎじゃない?
>>4
良く利用しているし店員さんとも話をしているので
どんなサービスかは良く知ってます。
>>5
何と比べて高いかにもよるけど、業務用の何十万のスキャナーを
安く利用できると思えば、それほど高いとも思わないです。
※自炊の森の主力スキャナーは実売35万円だそうです。
家庭用のScanSnapとかに比べたらはるかに重送率低いし、
スキャン速度も速いので、他のScanSnapで営業している
安いスキャンスペースと単純に時間単価で比較して
高いとは言えないと思う。
>>6
ニュータイプ(約200P)12冊スキャンするとしたら
業務用スキャナで何分ぐらいかかりますか?
>>7
重送率がどれくらいかにもよるけど、スムーズにスキャンできれば
1冊2〜3分くらいでスキャンできると思う。
本の入れ替え時間とかも含めてトータルで30分〜45分ってところかな 昨日初めていった。
店員さんが見た目によらず(?)親切かつフレンドリーで好感度高かったわ。
法的にはまずそうだけど、潰れないで頑張ってほしい。
俺的には、ココ+タブレットPCでブックオフは必要なくなった。 >>9
そこで、ブックオフが不要になっているのが、一番の問題視されてるポイントだからなあw >>10
問題視されていても、現行法の範囲内で営業しているなら
現在騒がれているような自炊代行のように正式に抗議する事は出来ないよ。
店の人に聞いたけど、あれだけ騒がれたけど権利者や出版社からは1回も
正式な抗議文とか届いた事ないって言ってたよ。
あと自炊の森のツイッター情報だけど、自炊代行に届いた「質問状」は
送られてきてないそうだよ。 「権利者にとって都合が悪い」と「違法」は
必ずしもイコールではないし、だからこそブックオフや漫画喫茶が権利者に
利益還元の無いところでビジネスしているんですよ。
自炊の森のビジネスは誰からも非難をうけないサービスとは言いがたいが
やっていることはブックオフや漫画喫茶と大差ないサービスだと思う。
「スキャンしたデータが流出する危険」については個人の自炊も含めて
総合的に解決する問題であって、自炊の森だけの問題ではないしね。
>>11
いや、直接店には行ってるみたいよ。
7月の文科省審議議事録抜粋だけど、
「現におきていることとしては、先ほど申しましたある業者さんの所には壁一面にもう断裁された本が並んでいます。
それをそこにある、お店の人はやってくれませんけれども、自炊のスキャナの機械を使ってデジタル化を自分でする
ことはそのお店ではどう扱っているかと言うと、まずお客さまが「自分で購入していない本を複製することは合法ですか」
とお店の人に聞きます。するとお店の方は「図書館で借りた本をコンビニでコピーすることが合法であるように、
あなたがお買いにならなかった本でも、自分が私的使用の為にコピーすることおよびスキャンすることは合法ですよ」
と言って 100 円をもらって「使っていいよ」と仰るのですね。
その本は例えば コミックでしたら 500 円とか、そんなことはないと思いますけれども、私どもの 1600 円程度の本を、
本当ならば本屋さんで買ってほしい。ところが 100 円でできてしまっている訳です。完全にこれはもう権利を侵害
されております。これはまだお店の数が少ないので、コミックの先生以外はまだそれほど被害は出ておられません
けれども、TSUTAYA さんのような、あるいはコンビニエンスストアでそれが始まった時には、権利侵害どころの侵害
ではなくて、うちの理事などは生活権の問題だと申しております」 >>12
なにを言いたいか知らないけど
それって店に対して抗議したとか警告したとかそういう話じゃなくて
「権利者にとって都合が悪い」けれど「違法」にはならないから法改正の必要があるって主張だろ。 >>13
何を言いたいのかわからないなら、レスしないほうがいいんじゃない? 店でコピーされるよりネットで出回るほうが被害が大きいだろう。
これ以上の被害を出さないために、
作家連中は自作の電子書籍化を早急に進めて、
iTunesなどの安心できるストアで安価に販売すべき。 >>12
その元ネタは自分も読んだけど、まずその方の言っている事は自炊の森と
自炊代行がごちゃまぜになっている。
自炊の森の店内の本は無料でスキャナーの利用料金を支払う形なので
1冊100円というのは自炊代行の代行料金の事だろう。代行にしても
本を買った上で100円で電子化してもらっているのであって1600円の
本を100円で手に入れている訳ではない。
その程度の認識の人が文科省の会議に出ているのだから出版会の
トップの人材の質が伺えるというものだ。
あとついでに、自炊の森を名指しで訴えようと本気で考えていたが
弁護士に裁判で訴えても「付則5条の2」があるから負けるかもしれない
と言われて断念したって話もあったはず。
※付則5条の2「営業目的で紙の複製機を設置してよい」という内容のやつ
で出版側は結論として自炊の森を規制したいから「付則5条の2」を
廃止して欲しいという話をしている。
ただ「付則5条の2」を廃止したら全国のコンビニからコピー機が
消える。 自炊の森を規制する為だけに「付則5条の2」を廃止する
ってのはかなり無理があると思う。
「付則5条の2」の廃止を訴えているあたりが、自炊の森に対して
現行法の範囲内で規制が難しい事を自ら証明しているのではないだろうか? 自炊の森は昔のレンタルレコード店と同じような存在と思う。
レンタルレコードも元々一切版権元の許可や利益還元なしに
合法的に業務を行っていた。 現在完全に市民権を得ている
レンタルCDやレンタルビデオ屋も出発点は法的なグレーゾーンから
スタートしている。
現行法上違法でないなら、遠慮なく活用しても問題ないと思う。
>>17
いちおう、違法は違法なんだよ。
漫画喫茶・ネットカフェ問題の出版と協会の和解に合わせて2005年に著作権法が改正
されてるので、こういう形態で本を置く場合には”先に”著作権料を支払わなければならない
ことになってるから。
自炊の森は、支払うと申し出て向こうが交渉のテーブルについてないけど、とりあえず
先に商売はやっておきますね、という形で止まっているという建前。
単に自炊の森が自称してるだけなら違法なんだけど、ニュース記事として自炊の森が
申し出ている情報が出ていることや、文化庁の審議で自炊の森を見に行ったと思われる
主張が出ているため、出版側が”認識していながらアクションはしてない”ということになって
しまっているから、停滞状態のまま自炊の森が商売を続けられているということなので、
問題が宙に浮いてるという感じ。 >>18
2005年の著作権法改正って貸与権の事ですか?
漫画喫茶に貸与権を適用して課金しようとしたけど、文化庁が店内での
閲覧は貸与にあたらないって公言してしまったので、結局貸し本屋のみに
貸与権が適用されて、貸し本屋が潰れたって話だと思うのですが・・・
結論として漫画喫茶は著作権料を今も昔も支払って営業している訳では
ないと思ってましたが・・認識違いですか?
調べたけど、やっぱり漫画喫茶は著作権料を払って無いようです。
http://www.hou-nattoku.com/quiz/0379.php
「”先に”著作権料を支払わなければならない 」から違法な
営業とは言えないと思います。
自炊の森については、勝手に違法だと思い込んで悪く言っている人が
多いが、出版側が弁護士に相談した結果「訴えても負けるかもしれない」
と言われるくらいだから、法的には微妙なライン。
もし訴訟を起こして負けた場合、大手漫画喫茶チェーンとかが堂々と
同じビジネスモデルで参入してくるだろうし、そうなったらブックオフに
匹敵する業界にダメージがあるだろうから確実に裁判で勝てる見込みが
無い限りは放置されると思うよ。
今のところ所詮秋葉原で細々とやっているレベルですからね〜
>>20
その回答も調べ方も間違い。
漫画喫茶は、書籍を購入する際に、レンタルコミック表示のシールを購入するか事前に
支払って非表示にするかを選択する方式。
このため、ビデオレンタル店のレンタルコミックが前者、漫画喫茶が後者を選ぶことが多い。 >>21
そこがポイント。
自炊の森は、小規模であることをアピールしているため、例えば貸本業組合にでも入って
しまえば、貸本業組合と出版との間に結ばれた協定である小規模店舗(1万冊以下の店舗)
では、権利を行使しないという取り決めが適用される。
これは個々の店舗と結んでいるわけではないので、現状の自炊の森に適用されるわけでは
ないけれど、自炊の森が小さいからというのをアピールすればするだけ、出版は手を出しにくく
なっている。
だから、違法だけれど、問題が宙に浮くということ。 >>22
シールがあるレンタルコミックは一目瞭然だけど、漫画喫茶の場合
事前に支払って非表示にする方法って本当に支払ったかどうか
どうやってチェックするんですか?
普通に本屋で買ってきて置いても判別不能な気がしますが・・
>>24
協会と出版が仕入れ先をお互いに把握して、貸与権管理センターが一括処理。 >>23
ところで違法って決め付けてますが、漫画喫茶で事前に著作権料を
支払っているのは、権利者と漫画喫茶の団体で和解案として決まった
ことで法的な拘束力はないと思う。(ようは利益還元するから、これ以上
対決姿勢は辞めてね!って事)
法的な拘束力が無い以上、それをもって違法とは言えなくないですか?
違法だって決め付けるなら、著作権法の第何条の何の違反なんでしょうか?
>>25
それレンタルコミックだけじゃないですか?
漫画喫茶で貸与権管理センターにお金払っているという話は
聞いた事ないですが・・ それが本当なら証明するURLを
教えてください。
※ざっと調べたところでは、そういった事実はみつかりませんでした。
>>27
漫画喫茶は、実務協定でレンタルコミックと分けて支払い。
>>27で自分で説明しているのだから、判っているでしょ。 各団体・協会・組合と、出版側が個別に条件交渉。
↓
「じゃあ、どこにも所属しなければ、取り決めに縛られないから何も支払わずにすむんだ!」
↓
脱法
ということ。
もちろん、自炊の森も、こんなことは考えてないから、そういう主張はしていないし、だからこそ
支払うと申し出ていて、>>23に書いた通り、出版側も強いことが言える状況にないから、
現状のように、お互いに遠巻きに様子を見るような状況になっている。 >>28
言えないなら、「違法」って軽々しく言う資格なし
そもそも自炊の森は「利益還元する」って言ってるんだから
権利者側としては利益還元を受けるか、無視するか、法整備して排除するか、
現行法の範囲で何らか方法で規制する方法を考えるか これ以外の
選択はないと思う。
で当事者でもない外野が「脱法」ならともかく明確な根拠もなく
「違法」って決め付けてるのは風評被害で営業妨害するのが目的としか
思えないよ。
>>34
根拠もなく「違法」って言わなければ以上ですよ。
見たくないのであれば、スルーすりゃ良いだけでしょ。
正当に評価されたきゃ、法整備してもらえば?
そうすれば自炊の森だって堂々と普通の商売として認めて貰える。
現状、あやしい裏商売でしかないのは事実だろ。 >>38
あやしい裏商売と思われていたのは、初期のレンタルレコードや
漫画喫茶も同じなんじゃない?
レンタルレコード店を誰かが考える
↓
全国各地に同じような店が増える
↓
権利者としてはこのままじゃ困るから法規制
↓
利益還元の仕組みや運用ルールが決まる
↓
市民権を得て全うな商売として認められる
こういった流れが一般的なのでは?
法規制の段階で営業できないような法規制されればそれまで。
自炊の森が全国チェーンできるくらい繁盛したら、自炊の森側から
法改正の働きかけが出来るような状況になるかもしれないけど
風評被害をばら撒く人が多すぎで難しいんじゃないですか?
誰も同じビジネスモデルを真似しようとしないのは、ある意味
風評被害をばら撒いている人の思惑通りになった結果ですけど。
自炊の森に関係のある記事が出ていた。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110926_479740.html
この記事を読むと、「自炊の森を規制したいからコンビニのコピーも
違法化しろ!」と主張しているようにしか見えないが・・・
多分、コピー機のメーカーやコピー機のリース会社など業界団体の
反発は必死でそう簡単にこの主張が認められる事はないだろう。
違法は完全にOUTだが法に抵触していないから権利者に損害を与えていい、
ということにはならないのでは?本来ならば「電車の中で大声は出さない」
レベルの問題として節度ある行動に任せたいのだが。。 >>42
大損させてしまうのは確かにまずいと思うが、自炊の森の営業の範囲では
図書館や古本屋や漫画喫茶によって発生している権利者の損害に比べたら
微々たるものでしょう。 所詮は利用者が自分で複製している範囲内で
一人で何百冊も自炊しているわけではないのですから・・
ある中学校で誰かが自炊代行に漫画を自炊してもらった、そのデータが
友人間を通じて学校中にコピーされまくった、というような日常的に
発生しているであろう大問題より自炊の森の方が権利者に損害を与えて
いるとは言えないでしょう。
>>43
それは比較する話ではなく、いずれも問題視すべき話。 権利者の利益を損なうからダメなんじゃなくて、法律を守らないのが
ダメなのではいですか?
権利者の利益を損なうものは全てダメという事であれば、自分で自炊する
私的複製も全てダメって事になるでしょう。
権利者の利益という尺度だけで善悪を図るとなると、図書館も古本屋も
漫画喫茶も理髪店内の本も全部利益を損ねているでしょう。
結局のところ利益を損ねるといっても何処かで線が引かれている訳で
それが現在の著作権法で決められたルールって事でしょう。
まあ利益ってのも法律上認められていないと妄言でしか無いが