猫とネズミは仲良く暮らせるの?日本初の「カピねこカフェ」
https://jp.sputniknews.com/opinion/202003157269534/

ねこカフェでびっくりする人は日本にはもういないだろう。居心地のよいねこカフェは全国のいたるところにあり、
店内はたとえば江戸時代風の独特のインテリアや、本棚に漫画を揃えたさまざまな雰囲気をもつところなどがある。
しかし、カピねこカフェはどうか。東京の吉祥寺に現われたこのカフェでは猫とカピバラが一緒に暮らしている。
なんて斬新!「スプートニク」特派員は、カピバラやそのご主人と知り合い、猫とこの珍しい動物がどんな風に
仲良く暮らしているのか、調査に向かった。

どうしてカピバラ?

店長の間澤綾音さんによれば、「人に慣れたカピバラはとても温厚で、人に撫でられるのが大好きです。また、
他種の動物、例えば猫や犬とも仲良く出来ます。水の中でトイレをするので、その特性を生かして一定の場所で
トイレをするようにすることが出来るんです。トイレを覚えてくれるので、部屋の中でも飼うことが出来ます。
人に慣れて、猫と一緒に暮らせて、トイレを覚えることが出来るのが、カピバラを選んだ理由です。」とのこと。

間澤さんがカピバラを好きになったのは一定の年齢に達してからのことで、それはまったくの偶然だったという。
「小さい時にはカピバラを見たことはなくて、大人になってから、テレビで温泉に入っているカピバラさんを見て、
衝撃を受けました。『何なんだろうこの生き物』と思いました。その時からハマって、好きになりました」。

また、猫を選んだのは、単に店の人気キャラクターとするのではなく、慈善活動の方法としてでもあり、そのことが
他の人々を引き付けている。なぜならカフェにいるのは保護された猫だからだ。現在、すでに6匹以上の猫に飼い主が
見つかっている。