【西之島新島】 その15 [無断転載禁止]©2ch.net
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海保も予算は限られているからね
隣国の政治情勢が前の噴火より切迫しているから、そうそう噴火監視に時間も取れないんじゃないかな?
日本は自衛隊を直接出せないから海保の役割は日増しに増大している >>631
その代わり、夏になっても大陸からPM2.5が降ってくるよ
確実に熱帯夜は減るだろうけど >>641
「これからは生物相の遷移を定期的に記録するかー」くらいのつもりだったんだろうね
ところが新年度入ってから再噴火して「聞いてないよー」と 西之島が再噴火して1ヶ月ちょっと経つが海保は今回を含めてすでに4回飛んでる
今回は哨戒中の観測だったが 海保は飛ぶたびに報告書を出している
HPの文章と大差はないし、違いは写真が増えるだけだ 海保の関心は航行の安全だろうし
西之島が「ちびちび噴火してだらだら溶岩を流す」地味な火山とわかってきたら関心が減るのもある意味仕方がない >>649
ホットスポットの火山はみんな西之島みたいな噴火だよ ホットスポットみたいな噴火を西之島がしてるから専門家たちは興味津々 そう、大まかなのはランドサットでもわかるからいいんだ。
きれいな写真がないのが寂しいのだ。
でも、そんな金も人もないんだろうけどな。 閣下をはじめ、新情報をUPしてくれる方々に感謝します。
それにしても、海保画像部門は何してるんだ!未だUPなし。
画像には画像の良さがあるんだよ。 野上さんて相変わらずここの住人でも語れることしか言わんね。
例えば前回噴火の一日当たりの溶岩流出量の変遷とか、
それに比して今回はどうだとか、時間当たりに噴火回数だとか、
これぞ学者、これぞプロという言があるだろ? ↑
ぷっ
基礎を徹底的に学んだ専門家だから、西之島とゆう経験則に当てはまらない火山に対するとそうなるんだよ
付け焼き刃で付けた知識しか持たない人間とは違うの 野上先生の、秘蔵西之島画像フォルダが唸りを上げるぜ!的な展開になってほしいな。
海保の更新がこのままでは飢えてしまう。 「西之島」最新映像、再噴火から1か月 溶岩流入続く
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3063694.html
思ってたより元気が良すぎ
ただ溶岩の流れる方向が悪いわ
そっちじゃ島の面積は広がらない
頼む 北に流れてくれ 南西も広がってるぞ。時間内の噴出率が上がってるみたいだし、とても粘性が低い溶岩だから南西も時間がかかるが広がる可能性はある。 どこまで西之島が時間内の噴出率を上げてくるかだな。上がれば上がるぼど粘性の低い溶岩は長距離でも深海にでも流れていく。 >>656ここの住人は専門的知識を持つものが多い。例えば日本の火山の
溶岩流出量の比較。それで私は西之島はまだまだだなと知った。
ではハワイや世界では?野上さんが語るのは、西之島のように継続的に、
溶岩を継続的に流出ことは珍しい、それだけ・・・。なで比較検討がない。
ある意味、ここのスレのほうが勉強になる、お金をもらいメディアに
出ているんだから、蘊蓄を語ってほしい蘊蓄を。 ↑
このひとに何を語っても意味がないな
論点を分かってない
大学に来て基礎から学びなさい
さよなら >>662
キミはそこそこ専門的知識があるのかもしれんが、
私は西之島に興味がある、素人として語っている。
信者のキミより、年上だよ。 単なるニュースのコメントに何を求めてるんだ?
長々と蘊蓄語られても 「先生もっと手短にお願いします」 ってカットされるだけ
ニュースに必要なのは事実の積み重ね
無駄に派手な事言わないほうが信用できる >>662
社会人になれば大学で専門分野を学べる有り難みはよく分かる。
大学で学ぶ、是非そうしたいがそれは夢のようなものだ。
専門知識があるなら、論点が分からないものには論点を語ってもらいたいものだ。
そうでなければ特にいま語られている西之島の噴火の謎について、
一つまとまった論文なり書籍でも紹介してほしい。
>>664の言う通りニュースのコメントでは、誰でもあの程度の内容でしか放送されないだろうね。
でも東工大も東大地震研みたいに積極的にデータを紹介してくれればとは思うよ。 せっかくの溶岩が南西に無駄に流れる
あそこは崖下に落ちていくだけなのに
何故北方向にに流れないのか 海岸線にめっちゃ水蒸気出てますけど表土の温度ってどのぐらいなんですかね?
(実際に上陸するかは置いておいて)靴履いていれば大丈夫なレベル? 水蒸気出てるところは溶岩流が直接海に到達してるところでしょ >>665
あのさぁ、掲示板で専門家を名指しで文句言う場合は自分自身も最低限論点がズレない程度の知識は身につけるべきだよ >>665
大学に来いと言ったのはイラっとして挑発的しただけだから気にしないでくれ 今日の20時はランドサットの撮影!
天気は曇り、悲しい
雲量は父島で70%だからうまくいったら前回の夜間撮影みたいに雲の隙間とかから溶岩を撮れるかも!
ランドサット、ランドサット、ランドサット >信者のキミより、年上だよ。
西之島にも大草原発生不可避 まだ仮説の段階でメディアに発言すると
間違った情報が独り歩きしてしまう可能性があるからな
研究者としてそれを恐れるのは理解できる >>664
私は何なるニュースのコメントについてだけ言っているのではない。
特番もすべて見て語っている。例えば海洋研究開発の田村さん。
さすがに学者さんだな、と感じる。見ていないならネットで見てごらん。 その田村も西之島の溶岩流出がホットスポットのように止まらないのは何らかの作用によってマントルでマグマが大量に作られ続けて、それが溢れてるのではないかと語ってたけどな
でもその「作用」が分からないんだよ まぁ、自然科学者は「学者」であって「評論家」ではないってことだわな。
気の利いたコメントは、コメンテーター()にでも求めてロッテこった。 北に面積が増えるには火山の標高が高くなるしかないだろ。
溶岩はトンネルを問おってもだに南西に流れるだけだから、地上からの憤石と岩で標高が1000メートルを越せば、扇状地として面積拡大を狙うしかない 例えばハワイ、素人的には西之島と似ている気がする。
どこがどう違い、西之島は特殊なんだろう。
田村さんは、伊豆諸島と比較して語っていた。
野上さんは継続的溶岩流出が特殊だと語り、比較検討がない。 >>681
それほど西之島で起きてる色んな現象はメチャクチャで整合性がつかないんだよ ハワイは典型的なホットスポットだが、年がら年中噴火してるわけじゃないよね?
休止期間があるんだよね? 西之島の地殻が薄いといっても21qもあるからなw
海洋地殻の平均が6-7qだから >>668>>674
あざっす! 水蒸気上がってないところでも上陸したらアッチッチですかね? >>686
今回噴出した溶岩ではない部分なら、とっくに冷えてるだろねー。
上陸調査だってやっとるわけだし。
砂地部分とかは言わずもがな。 西之島は沈み込み帯にあるからハワイのようなホットスポットではないよね
硫黄島から伊豆にかけて列状にマグマ噴出地帯があるからね このまま南西側が突出したら、西側に砂礫浜は広がったりしないかね。
旧島付近が広い浜になったら植生も広がりそう。 砂浜は砂であって土ではない。
砂質土と砂は違うので、植物が育つには適さない。
砂丘や砂浜に植物生えてるじゃない?というかもしれないが、
それは数十センチも下がれば、地下水が毛管水として上がってくる層があるからで、
そのためには、淡水の層が必要になる。
ある程度の規模の島の地下には海水の上に淡水がレンズのように乗っているが、
それはある程度の淡水の供給があるところに限られる・・・。
つまりは島の規模がそれなりに必要。
旧島では砂礫地帯に植物が一番生えていた!というかもしれないが、
それは擂り鉢状の地形で雨水が中央の盆地状の砂地部分に集まりやすかったため、
淡水の供給が多かったからに過ぎない。
現状の西之島は、淡水の供給源が少ないため、砂浜の地下には淡水の層はまだ形成されているとは思えず、
掘っても塩水が湧き出るだけだろう。
となると、砂地部分よりかえって水が浸透していきにくい岩盤部分のほうが、まだ現状植生には適している。 これから長い年月をかけて植生は広がっていくだろう
もっとも俺らは数十年しか生きられず、緑豊かな島としての西之島を見ることはできないがw >>680
1000メートルなんて。。いったい何年かかるんだ? 今の島に雨が降ったら、すべて染み込んで海岸近くで湧き出す感じかな?
伊豆の鳥島に人が住んでいたころ、生活用水はどうしたんだべか >>684
wiki
>1983年1月にプウオオ火口から始まった噴火は、幾度かの活動の不活発化はあるものの、2017年3月の時点で、34年間も継続している。 スコリア丘と大?溶岩流の組合せは日本本土にもけっこうあるよね
西之島は今のところ伊豆半島の大室山と同等ぐらいのようだけど
地形を見るかぎり福江火山群の鬼岳といくつかの火山なんかも海底から噴火してんじゃないのかな
小値賀火山島群もそんなタイプが多いように見える
あと島根の大根島も大きくこれも海底から(複成火山らしいが)
陸地だけど兵庫の宝山もけっこう溶岩流してるね
書いていて思ったけど西日本にスコリア丘+大溶岩流が多いっぽい
あとついこのあいだ地質調査総合センターの地質図NAVIで赤色立体地図が見れるようになった
西之島のこの先の姿に思いをはせながら地形図を見ようじゃないか〜 今日のランドサット撮影たぶんダメだ、悲しい
今回の雲は透けなさう
でも今日も元気に噴煙を上げてたのを雲の間から見えたからよし
次のランドサット撮影は6月6日の20時!
ランドサット、ランドサット、ランドサット でも俺はランドサットと繰り返されるからランドサットを見るようになったぞw 1年2ヶ月ほど続いた昭和の噴火の総噴出量で仮に水深50mを埋めたとすると0.34km2(実際に広がった面積は0.12km2)
今回の噴火は1ヶ月あまりだが20万m3/日と仮定すると同じ換算で0.11km2これが1年2ヶ月続けば1.75km2
ちなみに前回の噴火の総噴出量で同じ換算をすると3.20.km2(実際に広がった面積は2.68km2) 西之島の噴煙てお鍋の蓋の穴から出る蒸気みたい
吹きこぼれるのは溶岩ね 大室山と西之島だと比高で120m違うから
ざっと計算して体積が19倍違うぞ。
大室山並みに早くなって欲しいのは同意だが。 >>636
ぐぐって見たら南アルプスこと赤石山脈って、3千メートル級が9つもある連峰w
それって、本州クラスの島が生れるって前提でしょw
>>644
西之島に大山脈がうまれれば、それが壁になって大陸からのPM2.5が降りやすく
なる……そこまでの理屈は、まあ理解できる。でも「熱帯夜が減る」というのはどう
いうことなの? 個人的には、非常に嬉しいが……
「高気圧の晴天が減少して降水量が増え、雨天や曇天が増える」という理解でOK?
まあどのみち温帯の国だし、日照時間がやや減っても雨が増えれば農業は対応可能か ひまわりで今日も元気に噴煙を上げてた!
来月の6日のランドサット撮影までに西之島に飛ぶのは海保かTV局か
TV局は期待薄かも
海保しかない!
海保、海保、海保 気象庁で監視カメラ置いてくれないかなあ
メンテがたいへんだから無理かな どっかの会社でもいいから設置してほしい!
会員制で月額1000円でも払う! >>705
まあ、仮想の話だが、日本の夏は、太平洋高気圧が南東から北西に勢力を伸ばすが、3000m級の山脈があの位置にできれば、高気圧の一部をせき止めることで、西之島は雨が多くなり屋久島のような緑に覆われた美しい島になる可能性は高いんじゃね。
苔類やシダ植物は菌で繁殖するから、噴火が止まれば鳥が菌を運んで雨量の多い地形のところはかなり繁殖するのでは。。
日本国内は、高気圧の勢いがそがれてしまうと偏西風の影響でチベット高気圧が勢力を増すのは物理的にありかなと。。 前回の噴火のときに朝日新聞が夜の西之島撮影をしたけど今回もしてほしい!
朝日、朝日、朝日 >>709
×菌
〇胞子
菌は菌。真菌類とか細菌類とか。
胞子と菌は別物。胞子は所謂生殖細胞の総称のようなもの。
菌は植物ではないので、菌で増える植物というのは矛盾した表現。
地衣類(コケ類)はまぁ、乾燥にも耐えるが、維管束植物のシダ類は土に十分な水分がないと厳しい。
それに、地衣類はともかく、シダ植物が鳥などの力を借りて分布を広げるのは、
かなりレアなケースと思われるけどね。 >>709
×菌
〇胞子
菌は菌。真菌類とか細菌類とか。
胞子と菌は別物。胞子は所謂生殖細胞の総称のようなもの。
菌は植物ではないので、菌で増える植物というのは矛盾した表現。
地衣類(コケ類)はまぁ、乾燥にも耐えるが、維管束植物のシダ類は土に十分な水分がないと厳しい。
それに、地衣類はともかく、シダ植物が鳥などの力を借りて分布を広げるのは、
かなりレアなケースと思われるけどね。>>709 浸食分解された火山岩を細菌が土壌にしてから苔、羊歯が繁殖するのかと深読みしてた。 外界からの植物といえばココヤシだが、
小笠原諸島でのココヤシの北限が母島で、
父島とほぼ同緯度の西之島では、微妙に越冬できなりようだね。 >>714
どのみち生物が少ない状態では、
細菌類の活動もたかが知れているので、
細菌の作用はあまり期待できないけどね。
まぁ、普通に時間がたてば火山灰やスコリアが風化して土壌になるだろう。 伊豆七島の御蔵島にはみごとな照葉樹林があるが、
最初の種はどこから来たんだね。
ドングリって海水に漬かっても発芽するのかな? >>719
御蔵島には縄文時代の遺跡があり
少なくとも6千年前には人が流れ着いていたわけだから
人為的に持ち込まれたのでは? 生物に関しては期待しない
自分が生きている間は無理だろうし
こんなゴミから発生するんだろうから
http://kanto.env.go.jp/blog/resources/20090803164056-090803.JPG
こんなに居た鳥ももういないし
http://kanto.env.go.jp/blog/2009/08/1160.html
>上陸するとアオツラカツオドリ、オオアジサシ、カツオドリ、オナガミズナギドリ、セグロアジサシ、クロアジサシなどいっぱいお出迎え。
>ヒッチコックの映画を思い浮かべるぐらいいました。
ただ旧島が1m四方でも残り、近くに水たまりでも出来れば少しは期待が持てるかも 旧島が最初に誕生した遥か昔、絶海の孤島ながら長〜い年月をかけて土壌が生まれ植生が根付き、生物が様々なルートから流入した
ほぼゼロからの出発となる新生西之島も長〜い年月をかけて緑豊かな島になるんだよ 植生には興味ないなあ
むしろ地形が視難くなるから永久に生えないでほしい >>722
おまえさんは前から旧島も全部埋まるのを期待してるみたいだね
そうなってこそ、すっきり「新生」になるわけだし
西之島の太古からの歴史は知る由もないけど、
火口が地上に出て安定したのは、もしかしたら初めてなのかもしれない
わずか一年半での再噴火は、このことで噴きやすくなったからとか?
だとすれば、緑で覆われる未来が想像しにくくなるけど… 世界最大の(ほぼ)生物が居ない島っていうのもいいね
まあそうなるだろうけどね >>636
南アルプスどころか、俺の計算によれば、ニューギニア級の島ができる。 >>724
火口の縁が地上に出てるのが旧島だったんだぞ
その程度の水圧なんて噴火の際に大した影響はない >>686
> >>668>>674
> あざっす! 水蒸気上がってないところでも上陸したらアッチッチですかね?
ハワイなんかの温度の高い溶岩流も表面はすぐに歩けるぐらいに冷えるよ
中はトンネルに成って溶岩が流れてるけど表面は歩ける 西之島では地図上凹地があっても、雨水はほぼしみ込んでいってしまう。
ということは地下には年間降水量で計算できる淡水がストックされていくのではないか。
海水より下に淡水は入らないのだから、やがては水みちが出来てあふれ湧いてくると期待。 淡水レンズでは湧水は期待できないけどね。
淡水レンズはレンズといっても、
地下水面は海水面とほぼ同じ標高なので。(レンズの凸面はもっぱら海水側に対して)
湧水は、普通の湧水と同じ、斜面のへりあたりにできるのを期待するのがよいかと。
当然、浸透が十分にあり、
透水層の下に不透水層があるという前提になるが。 >>709
なるほど。そういえば数年前の日本の猛暑は、出身の異なる高気圧が二つ同時に日本を覆って、圧力釜状態になったせいだと言ってたね
太平洋由来の高気圧がブロックされれば、猛暑が減り降水量も増える。暑さに弱いので、西之島の発展は大歓迎
>>728
その計算の根拠を教えてほしいw ともあれニューギニアやグリーンランド級になれば、>>731の懸念は自然解決すると予想
山脈がもたらす降水は琵琶湖の数十倍の淡水湖すら生み出し、河川が毛細血管となって植生の段階的発展を支える。土壌も分厚くなっていく ちょっとここの人だと興味ないかもしれないけど
地球外環境と似てますよね新しく造成された島って
自然に風化して土ができるって書き込みがありますが必要なのって大気と水
あとは鳥類の糞などでしょうか?
宇宙にコロニーを作ってレゴリスや削った隕石の残りカスを敷き詰めても「土」にはなりません
砂を土にするために最低限必要なものってなんでしょうか?
地球から土持ってきて混ぜても土壌化は進むのかな? >>735
土と一口にいっても、
腐植や粘土鉱物、シルト、砂といろいろ混じっている。
だが、基本的には粘土鉱物を指すのだと思う。
粘土鉱物の生成に必ずしも有機物や微生物の介入は必要ない。
ざっくりいえば、鉱物が化学的風化した後、再結晶したものが粘土鉱物なので。
もちろん、有機物や微生物により、酸が生成されるなどして、化学的風化を促進する、ということはある。
ただ、化学的風化の前に、物理的な風化により、十分に細かくなっていないと、化学的風化も進みにくい。
食べ物をちゃんと消化するにはよく咀嚼される必要があるのと同じ。
真空状態では、もちろん化学的風化は起こらない。
自然界では、水や空気は絶対に必要。
だが、粘土鉱物はその気になれば人工的に作ることもできる。
非生物的プロセスでも十分生成可能。 粘土鉱物がただの細かい砂ではないというのは、
その特異な物理的、化学的性質による。
粘土は水を含むと膨張し、大きな保水力を持つ。
一方、一般にマイナスの電荷をもつため、植物にとって有用な肥料分を保持する能力も強い。 粘土鉱物以外にも土壌を構成するものとして、腐植がある。
所謂腐葉土とか、腐植土とか、
植物体が起源の土。
これも粘土のような保水性、保肥性がある。(というか、腐植そのものが肥料のようなもの)
腐植の生成には、分解されにくいセルロースやリグニンが必要。
これは基本的には植物由来の物質となる。 で、勘違いしないよう言っておけば、
所謂土づくりとか言って、堆肥などを畑にすき込んだりしているが、
あれば堆肥が土になる、というよりは、単に肥料分を与えているに過ぎない。
あれは土壌の状態を、より作物の生育に適した状態にしているだけで、
別にあれで土が作られるわけではない。
もちろん、有機物や有機物を分解する微生物により、
土壌の物理的、化学的構造が改善されるのは、まさに「土づくり」というべきものではあるが。 繰り返しになるが、
所謂土を粘土鉱物とすれば、
それは鉱物の溶解→再結晶によりできるので、
極論すれば水と接触すればどこでも粘土は生成しうる。
その遅し早しはあるにせよ。
で、また一つ付け加えれば、
鉱物→粘土鉱物になるからといって、
海岸に体積している砂が土の前身とは必ずしもならない、という点。
砂は、それ以上化学的風化をしにくいからこそ粘土にならず砂として残っているものが多い。
例えば、砂を構成するものとして石英があるが、これが土になる見込みは少ない。
が、生成されて間もないであろう西之島の海岸の砂は、まだ粘土化への可能性はある砂かもしれない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています