また、何故私が西日本や中南米の塩基性玄武岩に注目しているのかと言うと、これらの塩基性玄武岩はどうやら、「古太平洋プレート」同士が衝突している地帯に分布しているようなのです。
またもや非化学的な観点からこれらの塩基性玄武岩を観察しますと、乾いている状態では白から明るい灰色、水で濡らすと黒になる、という共通点があります。

私は東日本人で、神奈川県の花見川河口域等で見られる、真っ黒な砂利で構成される浜を知っているので、玄武洞の写真を見て、その白っぽい色に驚きました。・東日本は日本海プレート+太平洋プレート
・西日本は日本海プレート+フィリピン海プレート
ですから、別々の玄武岩が分布していると思います。