縄文海進と言う、現在より海水位が3-4m高く、気温も2℃前後高かった時期というのは、色々疑問が出て混沌とした状況にある。
まず、日本は地殻変動の盛んな土地であり、関東の標高3-4mにある汀線と異なる標高の汀線が日本各地で発見されている。氷河の方の学問で、縄文海進以後に海抜を3-4mも下げるほど成長した氷河はあるか?と言う疑問が出ている。2℃高かったのも黒潮の変動で世界平均とは相当に相違していたのでは?と言う疑問が出ている。最後に3-4mの海水面上昇/気温2℃あたり、と言う割合だと50年後くらいに3-4m/2℃を達成し今世紀中には5-6m/3℃も視野に入ると?もう東京の下町一帯は手遅れにちかいの?そう、縄文海進の海面上昇は気温に比べて過激過ぎる。多分、関東平野の隆起を考えていないからそうなる。