>>17
棚氷の広大な張り出しとその氷同士の強烈な結着が流れ出す氷床の蓋となってた。
南極海周辺は温暖化してるし海水温も上がり続けてるからその蓋の棚氷の底と
上が両方から溶け出して結着も弱くなるから割れて流出するんだな。
どんどん流出したら蓋が無くなる。

今、南極海の海氷が最大面積になっているのはオホーツク海の流氷と同じ原理。
アムール川の流れ込みが多い年は表層の海水が薄められて結氷しやすくなる。
寒くてもアムール川が必要以上に凍り付いたり流量が少なかったら塩分濃度が
濃いから結氷しにくくなる。
棚氷がどんどん溶けている南極周辺の海水は薄まって一時的に結氷しやすくなると
いうのは予想されてたことだな。
南極で降雪の有るのは周辺部だけだよ。
内陸は砂漠と言っていい状態だけどブリザードで外縁より吹き飛ばされてくる
雪が積もってるだけ。