CO2しか温室効果ガスが無ければ、CO2の吸収帯以外は、地表からそのまま宇宙に出てしまうわけで
CO2の吸収帯だけ、どれだけ厚みがあっても限定的だとは思うんだよ。

ただ温室効果ともっと大量にあり、帯域が広い水蒸気がある。
CO2が吸収し、再放射されて地上に帰ったエネルギーは熱に戻り、温度を上げてまた放射される。
それはまた水蒸気に吸収されて地上に戻る。

というように、無限級数関係になるわけで、ΣX^n = 1/(1-X) みたいな関係になる。

だから 97%が98%に増えると1%しか増えないのではなく 1/(1-0.97) → 1/(0.98) みたいに増えるわけ