>>143
kotaroさんへ

あなたと話していると、いつしか自分が、日本外交はアメリカとの関係を基礎に据えて考えるべきである、
という戦後日本が辿ってきた、自民党(戦後55年体制)を支持させられそうな所に追い込まれていくような気がしています。

冷戦対立が終結して早いもので、22年目に入ります。私のように政治勢力に係わっていない人間にとっては、無関心な問題ですが、
アメリカの確立したパックスアメリカーナは、昔のことになるのでしょうか?永続的なものなのでしょうか?
もう一度、この問題に入ってしまいましたね。麻生内閣が衆議院選挙で200議席を失い、自民党は野党となってしまいました。
それは日本の国内問題であるともいえます。しかし、戦後アメリカとの関係を重視してきたのは、岸総理、中曽根総理、小泉総理
といった自民党代議士でした。日ロ同盟は自民党の橋本総理によってなされましたが、日本にそれほどの影響力があったとはあまり思えません。
小泉総理の時代にブッシュ大統領は国会議事堂で演説を行いました。それはテロ事件にも屈しないアメリカと日本の関係を構築するという意味
であったと受け止められます。自民党代議士との関係を重視してきたのはアメリカの中でも共和党の大統領でした。共和党のブッシュ大統領の
後を受けたオバマ大統領は民主党です。もうすぐ大統領選挙ですが、民主党のオバマ大統領や同じく民主党のロムニー候補が優勢と伝えられて
います。そうした民主党の大統領が日本よりも中国との関係を重視しているということも報じられています。