フライデー2011/5/13・20号 P22-23 記事から要点

・IAEA会議(4/4)の保安院作成報告書には3/11の1号機の水位は+55cm(時刻不祥)
東電は当初一号機の3/11の水位データは存在しないと説明していた
その後NHKが3/11 21:30に水位+45cm という値を報道したのち
それを追認するようにプレスリリースで公表した

・原子炉製造技術者「3/11の水位45p〜55cmは配管が損傷でもしていないとありえないほど低い水位」
「格納容器にある配管が損傷しているとすれば地震の影響で壊れたとしか考えられない」

・3号機3/12水位について、保安院文書は水位0cm、東電文書は4170p と誤差が開きすぎていることについて
東電広報部「(本誌に)指摘されるまで分からなかった。基準点を変更したデータである
ことを、保安院に報告していなかった。3/12までは基準点を高い位置に設定し3/13から低い位置の
数値に変えて報告していたため、12日の水位が低く見えるようになった」

・実際には水の量が変わっていないにもかかわらず、計測基準点を変える事により
グラフ・数値上では水位が回復したかのように見える
これは改竄にほかならない(フライデー)