■日本人の漢語造語力(漢字を用いた単語を作り出す力)の貧弱さ■
■アジア地域交流活発化に伴い、日本語の単語を改善する必要ある■

【運転見合わせ】
災害時に駅のホームの電光掲示板には「運転見合わせ」という表示が見られる。
「見合わせ」は漢語ではない。
ヤマトコトバ(日本固有語)をわざわざ漢字を用いて表記したにすぎない。漢字で書いてみたところで日本人だけにしか通じない。

「運行中止」と表示すれば、文字数が6字ではなく4字で済むし、漢字文化圏人(中国・台湾・香港・朝鮮・東南アジア華人)にも一目で通じる。


【控えてください】
「水道水を摂取するのは控えてください」。
「控えて」もヤマトコトバ(日本固有語)をわざわざ漢字を用いて表記したにすぎない。
日本人だけにしか通じない。「中止」または「停止」とすればいい。


【被災地でもとがずに炊ける「無洗米」】
いきなり「無洗米」と言われたら「まだ洗ってない米」かとも誤解する。
まだ洗ってない米は「未洗米」、既に洗った米は「既洗米」と考えて、
「既洗米」と命名する方がわかりやすい。

「既洗米」ならば、漢字文化圏人(中国・台湾・香港・朝鮮・東南アジア華人)
にも一目で通じる。
逆に「無洗米」としたら「洗ってはいけない米」の意味も生じてしまう。
「無」には禁止「なかれ」(するな)の意味もあるから。