絵のバイアス回路(RCを追加していますが>>354と同じです)なら、IBは、(VCC-VBE)/R1で決まります。
ICはIB×hFEなので、((VCC-VBE)/RB)×hFE。

>>345のグラフにあてはめると、基本的には、IBとICが比例の関係にある範囲に収まるようにIBを選びます。
そのようになるようにR1を選びます。

実際にはhFEにはばらつきがあります。そのためR1でIBを決めたとしても、ねらったICにするのは難しいのです。
なので、バイアス回路でうまく動作する条件は限られています。RCが抵抗ではなく、トランスなどだと割と使えるのですが。

実用的には、>>364で示されたリンク先の「バイアス方法のいろいろ」の右の回路が使われることが多いと思います。