1ヘッドのプリンターで、サポート必須のPLAを、サポート材無しのプリントで出力する方法を思いついたので報告します。
まだ実験はしてないので、成功するかは不明です。


※. 寝かせた状態の四角いパイプを、サポート材無しで印刷する場合を想定して説明します。

手順:
1.プリント物の周囲に、壁状の部品も同時にプリントする。(通称、スカートと呼ばれてるものに相当)
2.パイプの天井面の直前で、一旦印刷を停止するように、予めプリンターで設定しておく(各ソフト依存)
3.箱(スカート)の内側に、グラニュー糖を充填し、上部をスカート上部ですり切りして平らにする。
4.プリント再開

グラニュー糖は180度程度で溶けて周囲と結合し、固まるはずなので、一般的なフィラメントの温度(210度から250度程度)でも多少は溶けてくれるはず。
これでグラニュー糖サポート面が丈夫(うごき難く)なって、プリントが安定するのでは?
って理由でグラニュー糖です。

自分程度が思いつくことは既に誰かが試してるはずなので、youtubeなどを探したのですが見当たりませんでした。(ということは上手くいかない?)

金属粉末や石膏を用いたプリンターをヒントに思いつきました。
これを大掛かりな装置無しに行える方法として、スカートとグラニュー糖すり切りを思いつきました。

レールから外れた奇抜な方法なので、失敗する可能性が99%ですが、そのうち実験してみるつもりです。
もしくは、既に先駆者の失敗例があれば知りたいです。(実験する手間が省けるので)

余談:石膏、石灰、小麦粉、片栗粉などを少量の水で固化することも考えましたが、グラニュー糖が溶けて周囲と融合して固まる特性がうまくハマってくれれば、それが一番簡単で良いなと思ってます。
たぶん実際はPLAがうまく置けない結果になる予感もしてますが。

塩も考えましたが、粒がリニアガイドに噛み込んで腐食とか嫌なので、塩はやめときます。