>>530
電磁気の話になるのですが、そこの中身までの理由は俺にはうまく説明ができません。

でも外面的には次のようなことです。
電線に電流が流れると磁場が発生します。これは電流に比例します。(電圧ではありません)
その磁場を維持するための電流を維持するために、それだけの電流が流れる必要があります。


抵抗が無限大というのはかえって分かりにくいかもしれません。

図の回路において、右図のようにスイッチをONにしたときに10mAの電流が流れるとします。

スイッチをOFFにすると、OFFにした「瞬間」左図のように10mAが流れます。(ずっと流れるわけでもなくて、
コイル、抵抗の定数に従って減衰し、最後には、コイル、R、電源で決まる電流に落ち着きます)

Rが1kΩなら、OFFの瞬間10mAが流れますので抵抗には10Vが発生します。
Rが10kΩなら、同様に100Vが発生することになります。
現実問題として、Rが無限大の場合でも、様々な要因で無限大の電圧が得られるわけでもないですが。


本件とは関係がありませんが、コイルに流す電流をON/OFFすることで高い電圧が発生することを利用して
昇圧回路が作られています。(たとえば3Vの電池から5Vの電圧を得るような)