>>42
>Hi-Zになればベース電流は流れないから抵抗なくてもオフになるでしょう。

絵は、ドライブするマイコンなどのC-MOSの出力トランジスタのハイサイド、ローサイド両方が
OFFになっている状態です。

R2がないときにリーク電流が問題になります。

(IL1+IL3)>IL2だとICからトランジスタに電流が流れます。

いずれもせいぜいμAオーダーですが、トランジスタのベースに流れ込んでしまえば、
増幅されてしまいます。

割と高温だったり、V+が高いとき、負荷が小さい電流で反応するものといった条件でないと
顕在化しにくいのですが、逆にいえば、R2を入れない習慣がつきすぎていると思わないときに
痛い目に遭うことになります。

今、職業的設計において、こういう用途にバイポーラトランジスタを使うなら、まあたいていは
抵抗入りだと思います。「わざわざ抵抗を付ける」という感覚ではなく、世間では、普通に
R2が入っているのではないでしょうか。