> 例えば600オームのマイクというのは
> 600オームの負荷のときに特性が保証されるというものではないのですか

基本 yes だ。マイクやフォノカートリッジなどでは、標準負荷抵抗を表す。ただ 600オームという
のは昔のカーボンマイクの標準出力抵抗で、その時代は素子そのもののの特性だった。
現代でもスピーカーの 8オームなども素子そのものの特性だ。

機械・電気変換素子の場合、標準より低い抵抗で受ける(ないし駆動する)と制動が良くなって
締まった音になる。逆だとにぎやかになる(これはオカルト・オーディオの話でなくて、聴けば
だれでも一発でわかる)。だから標準はそれとして、実際にどのような抵抗で受けてやるかは
設計者の腕のみせどころ。MCカートリッジは100オームくらいが標準負荷抵抗に設定されている
けど、2kΩくらいで受けるときらびやかで良い音になるよ。ためしてみるとよい。