>>350
私が使ってるのはRepetier。
私は現状のコントローラやファームウエアに満足しているので、Marlinのほうが優れているとしても変える気はない。
また、私は「ナントカ補正」というのが大嫌いである。
ナントカ補正というのは、先人が限界までベースを突き詰めた結果生まれてきたものだが、
次の世代の人間はそのありがたさを忘れて、「ナントカ補正があるからベースは適当でいいや」という考えになる。
ナントカ補正というのは常に完璧なベースの上に働くもので、完璧なベースなんてそう簡単に作れるものではない。

>>353
ワイパーは、25年ぐらい前に数え切れないほど作った。
ワイパーは、水やインクのように粘性の低い液体には有効だが、粘性のある泥のようなものには不向きで、
むしろ逆効果になる場合がある。
車のワイパーでも、水はよく捌けるが、泥とか鳥の糞が付くと汚れを引き延ばしてむしろ最初より汚くなるのと同じ。
特に、3Dプリンターではいろんな種類の粘性、太さ、長さの泥(フィラメント)を落とす必要があり、
その全てを一種類のワイパーで処理するのは不可能。

サンプルのムービーは、フィラメントがほとんど出てない状態でスタートしているが、
実際は昇温中に10cm以上ニョロニョロが出るはずで、あの構造だとワイパーが働く前にテーブルの上に落ちる。
また、残ったフィラメントは10回に1回ぐらいの確率で上に跳ねあげられ、ヒーターブロックに絡みつく。
そんなものはないほうがいい。

こういう汚れには刃を突っ込むスクレイパーが有効で、ピンセットで挟んで取るのもこれに近い。
ただし、ノズルは円錐形なので、これに沿って動くスクレイパーを作るのも位置合わせするのも大変。
位置合わせの問題を考えると、金属ブラシとか、金網のように大量のスクレイパーが並んだものの上を滑らせるのが有効だと思うが、現状ノズル先端の汚れやニョロニョロに困ってないので、自分で作る気はない。
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