まだやってたのかw
そもそもStereothography(光学造形、光造形の意味。略称STL)方式と言ってて、
その出力用ファイル名として方式まんまにSTLファイルって言ってたんだよ。
STLがファイル名として定着して、出力方式名のほうを(レーザー式)SLAにした。

業務向けを主とした出力機で主にSLAがレーザー光で造形しているのに対して、
安価な普及型の光学出力機に汎用ビデオプロジェクターを光源にしたものが出てきて、
これらをデジタル光造形 DigitalLightProcessing(DLP)としてレーザー式と分けた。

ここらあたりで(ガルバノ等の)レーザー走査式SLAと、
そうじゃないパネル投射型のほうをDLP、という分け方が定着して、
液晶パネル直上造形型もDLP式の一味とした。

このDLP(Digital Light Processing)という言葉自体が、
投射するプロジェクター本体の中に使わているパネル自体の名称と完全一致で、
このデジタルミラーデバイス=液晶パネルのように透過式じゃなく反射式のパネル
を作っているメーカーTIの商品名が Digital Light Processing=「DLP」、
そのパネルを採用しているものを一般にDLP式プロジェクターと呼ぶので、
「DLPプロジェクタを使った造形方式」とも取れてさらに話をややこしくしている。

で、STL=ステレオリソグラフィ=光造形方式を一括りにした総称であり、
その中でレーザー式をSLA、パネル式をDLPと分けるのがだいたいのところ。
この辺の分け方や呼称にメーカーやコミュニティ間で微妙に違ったりもある。

ソニーやビクターの反射式は今のところ3Dプリンタではほぼ使われてないので
ひとまず無視した。

3行でまとめられず某氏のようにクドくて非常に申し訳ない。