新しいテストモデルを作った。

組み立て分解ムービー
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2.mp4

各部品
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2_0.jpg
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2_45.jpg
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2_90.jpg
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2_135.jpg
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2_180.jpg

STL
http://www.11moon.com/m200/spiral2/spiral2.zip

このテストの目的は、2個の部品をプリントし、組み合わせ、その後分離すること。
このテストで調べるポイントは以下の二つ。

1. STLデータからはみ出さずにプリントできること(勝手に太くならないこと)。
二つの部品には50umのはめ合い隙間が設けてあるが、これ以上はみ出せば、捻りがない部品でも入らない。
また、無理に入れると抜けなくなる。

2. オーバーハングをきれいにプリントできること。
オーバーハング部分で下にはみ出せば、1.を満たしていても捻りのある部品が入らなくなる。

プリント条件は、プリンターはm200(自作)、スライサーはSimplify3D、ファームウエアはRepetier、
フィラメントはColorFabbのPETG(白)、ノズルは直径0.15mm、プリント線幅0.18mm、 積層厚0.09mm、射出量は多め、
リトラクション距離は0.4mm、層数は上5下4シェル3、スカート10周、インフィル30% サポートなし、温度は260度、
プリント速度は1600mm/min、jerk15、加速度1600mm/sec^2、 外周等では80%に減速、といった感じで強度重視の設定。
プリント時間は約30分。

私の場合、捻りが135度までは追加工なしで入った。しかし、180度はさすがにオーバーハング部分が荒れたのでカッターで修正して入れた。
太いノズルしか持っていない人は、適当にスケールしてプリントしてほしい。
Thingiverseにはそのうち上げる。
タイミングベルトより精度の低い台形ネジでも楽にプリントできるモデルなので、
タイミングベルトを使っている人は全員余裕でプリントできると思う。