カセットデッキ駆動用モーターの回転数制御方式の歴史といえば・・・
スペースの制約もあって、当時のレコード盤ターンテーブルでポピュラーだった誘導モーターによる
商用電源の周波数同期方式は普及せず、仕掛けを施したDCモーターがスタンダードになった。

機械式ガバナ → 電子ガバナ → 電子サーボ(FGサーボ → PLLサーボ)と進化。最終的には
水晶発振子による時計並みの精度を実現するに至ったが、それは上級機のみの特権だった。