学研の放送通信っていう図鑑に
円筒に描かれたリンゴの絵を、リンゴの皮を剥くようにほどいていき
テープ状になったその絵をもう一方の円筒に巻き付けるという挿絵で
走査の解説がなされていた。
テレビだったかファクシミリだったかはうろ覚え。

小学校の図書室でそれを見たあとの職員室、輪転機の版を作る機械を
偶然発見。円筒の回る、いわゆるファクシミリで、ついさきほど見た
原理の実物が目の前にあるのに感動。オゾンの匂いを嗅ぎながら
ずっと眺めていた。あまりにも強い記憶。

中学校の印刷室では、ちょうどキセノン菅の物にとりかわってた頃
まさに大型プリントゴッコそのもの、みたいな
それで、要らなくなったファクシミリの電極針を大量に貰ったのも思い出