>>59
いえ、回転放射器は今で言うスキャンですね。
レーダーのパルス波は電子菅で発生、制御していました。
標的からの反射波があり距離方位を評定するとき、アンテナを動かす方向、右か左か、上か下かを指示するためにレーダービームを螺旋状に振っていました。
方向指示用のCRTに現れる掃引波形のピークの中に黒点で標的が示されそれを中心に来るように手動でアンテナを動かす、というものでした。
通常は機長と助手の二人一組で操作して、方向指示のCRTで上下左右ともに中心に捉えたとき合図を出し、もう一人が距離評定用円周走査CRTで距離を読むという仕組みでしたね。