海軍が実用となる10p電探を配備したのは19年も後半に入った頃で、独ウルツブルグに範を取った2号2型改2でスーパーヘテロダイン受信機であった。
それまで配備されていたオートダイン受信機の電探と置き換えられた。

津田清一著「幻のレーダー ウルツブルグ」1981年CQ出版社刊より