>>141 >>145
>137です。
本体価格、別売オプション価格、サービスコストの点では、三和が安価でFLUKEと比べるまでもありませんね。

FLUKE187の5万カウントと、三和PC7000の50万カウントの差に目をつけらたようですが、その+1桁に
有意性が認められるかどうかの問題でしょうか。

三和PC-7000、DCV5Vレンジ、50万カウントモードでのメーカ公称確度は0.03%rdg+20dgt ですから、
「5.00000」と表示した場合の真値は、4.99830〜5.00170Vの範囲内に在ることになります。
分解能としては10μVですが、上の通り3,4mV幅の不確かさを許容した仕様ですので、10μVの桁に
有意性が認められるか否かですね。使う方個々が決める問題ですが。

うちの社では以前、FLUKE189を客先現場検査担当者用として配備していましたが、2013年に入れ替えを
を計画しました。PC-7000もその仕様と低価格が魅力で候補に上がり、1台借入試用しましたが、DCVと
ACVレンジにおいて付近のパソコンや照明器具に対するノイズ感受性が高くmV以下の表示値に信頼性が
認められない事と、低抵抗値の測定誤差が大きかったので採用を見送った経緯があります。
まあ、これは約4年前の事で、現行販売品が改善されている可能性は否定しません。

50万カウントモードが使用できるのは、DCVレンジのみで、DCmV・ACV・μA・mA・A・Ωのレンジでは、
5万カウントモードのみです。5万カウントのレンジでは確度も表示安定度の点でも189のほうが上だったと記憶しています。